2018年11月14日水曜日

共鳴弦付きヴァイオリン

共鳴弦(4本)付きヴァイオリン完成しました~
https://www.keisukehara.com/gallery

今回この作品を作るに至った経緯ですが、昔学生の頃に作った3番目のヴァイオリンがありました。その頃はまだまだ分からないことだらけで、自分なりに挑戦しながら作ってました。ニスも塗り、弦も張ったのですが、あまり納得の行く出来ではなく、大幅な改善をしなくてはと思い、ニスも剥がし、いつかやろうと思いながら月日は流れ…^^;

そして、今回、思い切って共鳴弦付きのヴァイオリンにしてしまおう!と思い立ち、板の厚みも削り、ネックも外して、新たにネックは共鳴弦を付けるために頭を長くする必要があり、設計も自身で色々デザインして作りました!
共鳴弦ありきの専門楽器であるハーディングフェーレから得たアイデアをふんだんに使用して、作ってみました。当初はそれほど期待もしてはいなかったのですが…
今日しっかり弾いてみて…あぁこれは良いかも。。。と思いました。全く同じではありませんが、やはりハーディングフェーレやってたおかげですね。経験が活きました♪
今日はアイリッシュフィドラーさんにたくさん試奏してもらいながら、客観的に聴いて、色々思う所もあったので、改善を試みてみようと思います!いきなり完璧なものは作れません…
とりあえず、期待以上の結果に安心してますし、何より弾いていて気持ち良く楽しい♪♪
ギャラリーには載せられないけど、好きな写真をこちらに。


2018年11月13日火曜日

待ち遠しくて…

ハーディングフェーレではないのですが、水面下で作っていた楽器が出来て、少し音出してみたけど、思った以上に良い感じ…
ちょっと夜遅いので、あまりしっかり弾けなかったから、また明日しっかり弾いてみます♪
早く明日に…

2018年11月8日木曜日

経験を形に…

ここの所、立て続けにハーディングフェーレの修理の依頼もあって、何だかノルウェーにいる感覚になります。先日いらして下さったハーディングフェーレ奏者の方から「やっと日本にハーディングフェーレの専門家が出て来てくれて、とても助かります!」
と仰っておりました。
ハーディングフェーレのプロの職人になった大きな理由の1つが、日本のハーディングフェーレ奏者の人たちの力になる事、でしたので、その言葉はとても嬉しかったです。
今まではどうしても日本では修理が難しいと現地に持って行っていた(もしくは送るなど)と聞いておりましたので、それはとても大変な事だと思います。送るとなれば、梱包や輸送中のトラブルなど、また送料など…とても労力を使います。
それが日本で済むとなればとても奏者の方々にとっては大きな変化かもしれません。
今までの勉強がここでこうして皆さんのお力になれるのは嬉しいです。
原さんに頼んでよかったと言う言葉を頂くととても励みにもなりますし、職人冥利に尽きます。それはヴァイオリン族の修理も同様です。
これからも研鑽を積んでいきます。

毎日修理と製作を行ったり来たりしてます



2018年11月4日日曜日

弦楽器フェア2018

その後、弦楽器フェアに行ってきました!
先輩の河村盛介さん(http://kawamuraviolins.com/)のブースを訪れたり、懐かしい同業者の方々にお逢いしたり、色んな方の作品を見て回りました。
去年クレモナのモンドムジカで訪れたとある業者さん、その時は10分ほどお話した程度でしたが、今日偶然会場内歩いていると再会して、なんと僕の事を覚えていてくださいました!びっくり笑
展示作品を使用してのコンサートもみたり、昔働いていた頃に参加していた弦楽器フェアを久しぶりに体験して、とてもいい刺激を受けました!!
よし、頑張ろう♪

カール・ラーション

スウェーデンの画家カール・ラーション展に友人のお誘いで行ってきました!
スウェーデンの事はあまり詳しくないので、ラーションの事も知らなかったのですが、とっても楽しめました。ラーション一家の住んでいたダーラナ地方にある「リッラ・ヒュットネース」は美しい理想の日々を作るため、手作りで改装を重ねられた家。彼らはまさに暮らしを芸術に変えた画家達でした。そのお家の事もそうですが、生涯の彼の軌跡と作品の数々、また妻であるカーリの存在の大きさ、彼女の作品も展示されており、とても興味深かった。
日本美術に対して大きな尊敬を抱いていたラーションの作品は日本美術の技術が活かされており、その点も説明を読みながら、彼の画家としてのこだわりを見ることが出来ました。お勧めする展示会。12月24日までやっているそうです。
 リッラ・ヒュットネースの一部屋を再現
カールの作品ポスカ

2018年11月2日金曜日

ハーディングフェーレの持つ可能性…

先日、アイルランド音楽の演奏家深沼さんが工房にいらしてくださいました。
深沼さんは現地で、アイルランド音楽協会が認定する公認講師資格TTCTを取得されている方で、フィドルなど演奏されます。
ハーディングフェーレに関することや、実際に試奏など体験したいとの事で、お越しくださいました。
ハーディングフェーレを使用してアイリッシュを弾くアイリッシュフィドル奏者のCaoimhin O'Raghallaigh氏の演奏からこの楽器に興味が湧いたそうで、工房ではアイリッシュをハーディングフェーレ弾く深沼さんの試奏にしばし耳を傾けておりました。

僕自身、ノルウェーの伝統音楽の為に生まれたハーディングフェーレではあるけれど、その使用法は何もノルウェー音楽だけに固執する必要はないと思っています。もちろんプロとして僕はこの楽器を扱っている以上、その伝統の源はしっかりと大事に持っています。ただこの楽器の持つ可能性はノルウェー音楽だけではないと思っています。その音の響き、豊かさ、フィドル(ヴァイオリン)とは違う音色は色んな音楽にも通用すると思っています。アイリッシュもその一つだと思います。もしかしたら、弦であったり、駒であったり、通常のこの楽器のセットアップの特性上ガツガツ弾く速弾きには、少々不向きかもしれません。とはいえ、それもセットアップの仕方を変えれば…と専門的な話で逸れてしまうので、割愛しますが、とにかく曲調によってはむしろフィドルよりハーディングフェーレの方が合うなぁと思う曲もあります。あくまで個人的な感じる部分ですけどね。
なので、奏者が好むのであれば、遠慮なくこの楽器で色んな音楽を弾いてほしいと思います。

深沼さんから、アイルランドの音楽であったり、地域の差であったり、その他の民族音楽の世界のお話をたくさん聞くことが出来て、とても楽しかったです♪
色々良い参考になったそうで良かったです。中々日本ではハーディングフェーレ自体弾ける機会もないですからね^^; お力になれてよかったです。
いつかCaoimhinさんのようなハーディングフェーレでアイリッシュを弾く人が日本でも見られると面白いですね♪楽しみです。

深沼さんのサイト、アイルランド音楽に関する事などがたくさん載っているので、是非ご覧ください!アイルランド音楽の教室もあるそうなので、ご興味ある方は是非♪
https://www.irish-fiddle.net/

2018年10月29日月曜日

指環作りと物語

ちょっとこ今回は私のイベントとしては、変わったものです。
11月16日より谷中・ひるねこBOOKSさんにて行われる作家伊藤文子さんの個展(詳細こちら→https://www.facebook.com/events/248941052464297/)に、私のハーディングフェーレのデザインを使用した伊藤さんの作品、バッグなど小物が並び、私が以前何度か、楽器作りの端材や道具など使用して作っていた木の指環、それを元にした布絵本「月と太陽の指環」も並びます。それに際しまして、伊藤さんとトークイベントを11月22日に行うこととなりました。絵本製作の経緯、伊藤さんは実際に私がノルウェーの工房にいた時に取材に来てくださいました。互いにノルウェーで物づくりを学んだ私たちのトークをお楽しみに♪定員がありますので、ご予約はお早めに!

実際にこの絵本の完成品を拝見しましたが、伊藤さんの絵、色合いが布にとても合っていて、これを手に取った人たちが暖かい気持ちになってくれたら…という伊藤さんの気持ちが伝わる手の込んだ素敵な作品だと感じました。
当日はデザインの元になった楽器ハーディングフェーレを実際にご覧いただけます。
その他詳しい内容はイベントページをご参照くださいませ。
よろしくお願いします!

ぜ、全国紙!

10月25日付けの日本経済新聞の朝刊面に私の事が載りました。ヴァイオリン製作を目指すきっかけ~今に至るまでのお話でハーディングフェーレがメインとなった記事です。電子版でご覧いただけます。(会員登録必要)https://www.nikkei.com/article/DGXKZO36859160U8A021C1BC8000/

読んでくださった皆様ありがとうございます。
既に反響もあり、お問い合わせを頂いており、とてもうれしいです。
今後も地道に活動して参ります

旅立ち

この度、僕の新作楽器5本目のハーディングフェーレ(https://www.keisukehara.com/gallery)がレソノサウンドさんへお嫁に行きました。
写真はオーナーの松岡さんに楽器を奪い取られて泣いている…という絵に見えるのですが、もちろんそんなことはなく、円満に旅立っていきました。今後はこの楽器がこのお店を訪れるたくさんの人たちと出会っていくのだなぁと。いつも楽器を渡すときは、作っていた時の事、ここまでの経緯とか、じんわり、しみじみ、なんというか嬉しいようで、成長も楽しみで、これを書きながら色んな感情が沸き上がります。松岡さん、皆様宜しくお願いします!
横浜の工房まで足を運ぶにはちょっと…というかは是非東京・巣鴨駅すぐ近くのレソノサウンドへ!試奏やレンタルされる際は、お問い合わせください。http://resono-sound.com/
そして、これまでレソノサウンドに置いていた3本目の楽器が再び手元に帰ってきました。こちらも、お話を聞くと色んな方に触れて頂けたようで、とても嬉しく思います。なかなか楽器を長期間貸出することはリスクも伴うと、もちろんわかってはいましたが、それ以上にこの楽器をもっと色んな方々に触れて頂きたい気持ちの方が、勝ってこうした決断をしました。結果、皆さん丁寧に扱ってくださったおかげもあり、問題なく戻ってきました。
こちらも改めて、面倒見てくださった松岡さんとお手に取って試奏してくださった皆様に心から感謝を申し上げます。

2018年9月16日日曜日

出発前。Ultima fes opening rehearsal

ノルウェー出発前日、一日早くBøを離れオスロへ。
この日はノルウェー民族音楽歌手のUnni Løvlidさんに会いに行ってきました。
Unniさんはオスロにある音楽学校のNorges Musikkhøgskole(Norwegian Academy of Music)のフォーク音楽科の講師をされている方です。そして今年の8月にその科のリーダーになられたとても素晴らしい方です。
彼女との出会いは、初めてノルウェーを訪れた数か月後、2015年に東京で行われたノルウェー音楽のイベントの際に初めてお話させていただきました。
その後、ノルウェーではほとんどお会いすることはできませんでしたが、去年の9月、2年間のノルウェー生活を終える直前に、こちらの学校へ会いに行ってきました。その時は、ハーディングフェーレ演奏家で講師をされているHåkon Høgemoさんとも一緒にお会い出来ました。
私のハーディングフェーレも試奏していただき、色々アドバイスを頂きました。

そして今回もお会い出来たらなぁと思いつつ、Landskappleikenでは一瞬だけ、すれ違いにご挨拶出来た程度で、「オスロに来ることがあったら、また連絡してね!」と仰っていたので、帰国前日タイミングよくスケジュールを合わせることが出来ました!

その日はオスロの市庁舎で、9月13日~22日まで行われているUltima Festivalのオープニングコンサートのリハがあったので、リハ前に近くのパブで、ビール飲みながらお話させていただきました!

色々この先実現するといいなぁ。とっても楽しいひと時でした~でも結局時間は足りず、リハ前に紹介したい人がいるということで、会場でお会いしたのが、有名なFiddlerのGjermund Larsenさん。CDでお聞きしたことはもちろんありましたが、お会いするのは初めてで、とっても親切な方で、彼の所有楽器、ヴァイオリンとハーディングフェーレ、それぞれ見せて頂きました。ハーディングフェーレKlevenフィドルでした。

その他ギリシャ人のプレイヤーさんたちともお話させていただき、とても興味深い楽器の数々でした!
 Andreas Linos – Viola da gamba
Evgenios Voulgaris – Lyra, Yali tambour
ふと思い出したけれど、このYali tambour、以前キプロスの音楽クラスでハーディングフェーレのイベントを行った際にそこの先生が、この楽器を弾いてくださった事を思い出しました!
リハの様子。

Unniさんとお別れをして、友人宅でのんびりお話したりして、1泊させて頂きました。

2018年9月11日火曜日

3000週間!?

今晩は、職人さん宅で夕食を頂きました。
出国前最後のみんなでのご飯。
明後日の朝、ここを離れるとなると、まずは娘ちゃん(8歳)が「でもまた帰ってくるんでしょ?」僕「まぁそうだね。まだ分からないけれど、来年来れたら嬉しいかな?^^」
下の男の子(6)はショックだったようで、「もっといなきゃだめだよ!あと3000週間!!」
「3000!!??^^;」
3000週って一体何年と計算したら、約60年…
ここで92歳まで過ごすのかぁ笑
まぁ、そんな感じの楽しい食事でした。

それ以外はいつも通りだし、食事後、いつも通り職人さんとパートナーさんと他愛のない話して、いつも通り子供たちと缶蹴りやって…
2年の生活を終えた時もそうだったのだけど、何か特別悲しいとか、寂しすぎるという感じがなくて、最後駅まで送ってもらう時も、何か特別な感じもなくて、ただちょっと遠出するから、と駅まで送ってもらう感覚と変わらないのが不思議です。

本当に素敵で大好きなご家族です♪
さて、準備準備!

2018年9月9日日曜日

ウォッカは奇数杯!?

ナントを離れる日、少し時間があったので、駅回りをふらふらと。
聖堂があったり、広い公園を散歩しました。


自然豊か

鳥がたくさん!
見る角度によってどう見えるか記している。
この公園、色々面白くて、いくつか並んでいる椅子が小さい椅子から徐々に巨大になっていく所があって、最終的に椅子が門になってるくらい一番大きかった笑
駅で待っていると、構内にピアノがあって、それを弾いている人のTシャツが64だった笑 

パリに着いて、しばらく友人との待ち合わせの間パリ市内Montparnasse周辺をフラフラと。
そして、某駅のプラットホームで待っていると、近くにいた若い男性が口笛を吹いていて、その曲がクロノトリガーの「王国裁判」だったのは、さすがに二度見ならぬ二度聞きした笑 さすがフランスやな。
その後再会した友人はイギリスのニューアーク・ヴァイオリン製作学校時代の4年ともにしたクラスメイト。
本当に久しぶりで、今ではフェイスブックだけのつながりだったけれど、ある時コメントくれて、それで今回の再会に繋がりました。彼はすでに結婚もしてお子さんもいる。
ただ、ヴァイオリンの世界からは最近離れてる。話を聞くと、あぁ、なんというか、こういう世界って本当に良い人との出会いや仕事環境に恵まれていることがいかに大切かと感じさせられます。毎年、世界の楽器製作学校からどれだけの人が卒業していると思うと、もちろんみんながそのまま同じ世界を続けていくわけではない。
ただ、本当は好きだったのに、中には劣悪な環境のせいで、疲れてしまった人もいる。これは本当に悲しいこと。僕は幸いにも大変なことが多いけれど、辞めたいと思ったことは一度もないです。

そんなこんなで、積もる話をたくさんしました。奥さんはウクライナ人で、娘さんはまだ3歳で、挨拶したけれど、恥ずかしかったのか握手もしてもらえなかった笑 でもすぐ、塗り絵をみせてくれたり、食事中テーブルの下で、僕の足で遊んでキャッキャしたりと、あっという間に打ち解けました(このくらいの年の子の扱いは結構慣れてきた笑)

食事中、ウクライナの話で、ウクライナではロシアの影響もあり、ウォッカをよく飲むのだそう。ただ、パーティーやまたはお葬式のある時の食事の席で飲むとき、とあるルールがあるという。
1杯目を飲んだら、めでたいパーティーでは3,5、7.…と奇数杯ショットで飲む。
お葬式などの時は2、4、6、…と偶数杯飲むのだそう。
なので、3杯飲みました!
色々人生は大変だけれど、それでも幸せそうな雰囲気に暖かくなりました。


そんなこんなでノルウェーへ戻り、順調にあとは帰るだけ!…………
のはずが、最後の最後でまただよノルウェーの列車トラブル…
オスロからBøへ向かう列車がキャンセルに。またドランメン辺りで問題。
またって言いたくなるくらいなんかよくあるドランメン。
しかも夕方の便だったから、これ下手したら、帰れないのでは?とか思っていて不安やった。急遽臨時バスに乗り移動。てっきりこれでbøまで行くのかと思いきや、kongsbergから電車に乗れた!そこからbøへ行ったのだけど、乗る予定だった家までのバスに間に合わず、その時間を逃したら、真夜中の2時頃のバスか高額なタクシー(お家の方は事情で迎えに来れず)…と思っていたら、ちょうど隣人が町中にいるということで、運よく車で帰れた!
と、最後の最後でなんかぐったりしてしまったけれど、全て無事に上手く事が運んだフランス旅でした。




2018年9月8日土曜日

弓職人さんを訪ねてフランスへ

弓職人のMichel Jamoneauさんを訪ねてフランスの南西Nantesへ行ってきました。

そのお話の前に、フランスにいて、少し日本から目を離していた間、西日本では台風が、北海道では大きな地震。ちょうどノルウェーに戻る日の朝にそのことを知って、その被害の様子に本当に心が痛みました。最近日本という国の事を話する時、たびたび災害の話があがります。ノルウェーは日本でよく起こる台風、地震はありません。ごくまれに地震はあるそうですが、ほぼ気づかないくらいの震度みたいです。もちろん自然の国ですから、雪や落石などそうした災害は起こります。
そういう話をしていると日本は本当に深刻な災害の多い国で、それらから守るための知識と術を過去の経験から得ていて、海外との違いを感じます…そして今回ふと思ったのは、もしかしたら日本人の共通する姿勢といいますか、性格もこうした災害の歴史から一部形成されているところがあるのではないかと思いました…
遠い国から想いながら、一日も早い復旧を願っています。

さて、今回その職人さんの元を訪ねたのは、日本でハーディングフェーレを弾いている野間友貴さんが彼のバロック弓を使用していて、僕も何度か試奏させて頂いて、ハーディングフェーレとの相性の良さが気持ちよくて、いつか機会あれば、伺いたいなと思っておりました。ノルウェーに滞在している今回がまさにベストだったので、紹介していただきました。
ノルウェーからパリへ飛行機で2時間ちょっと。
空港からはTGVで3時間でNantesへ。久しぶりのTGVの列車の旅。


余談だけれど、フランスはイギリス4年、ノルウェー2年3か月、キプロス合計半年?に次いで4番目に長く滞在した国。イギリスの学生時代、友人の住むノルマンディーでクリスマス、年末年始やヴァイオリン製作などで歴史的に有名なMirecourtで弓職人さんの元で弓づくりをしたり、工房や友人を訪ねてToulouseへも2回ほど行きました。ほぼ楽器関連でしたが、思い入れのある国の一つです。

辿り着いたナントは、綺麗な街で、聖堂や教会などがいくつか見られ、路面電車に乗ってCommerceで乗り換えた時、街の活気、人々、風景などがあまりにも僕には華やかでキラキラしすぎていて、トラムに乗っている間、田舎から都会に来た人みたい(見たいというか実際そうか笑)にソワソワとわくわくが止まりませんでした笑



Michelさんの工房へ着いたら、ちょうどお昼ご飯の時間で、素敵なお庭でご親戚と一緒にランチしました♪お庭で育てているグレープで作られた酒や桃を使ったデザートを頂きました。美味でした。。。


その後は早速工房で色々見せて頂いて、弓もいくつか試奏させて頂きました♪
今年の春ごろお怪我をされたそうで、しばらくお仕事出来なかったみたいですが、最近少しずつお仕事も出来るようになっている様です。
今回試奏以外にも色々お話したいことがあって質問も考えていたのですが、ほぼ僕から聞くことなく、彼から色々お話してくださいました。


お互い同じ世界にいることもあり、弓の事、修理や毛替えの事、使っている毛の種類、僕がやっているやり方との比較、ビジネスの事、人生の事など色んな事教えていただきました。とても勉強になりましたし、僕の好きな職人さんだと思いながら、特に修理や毛替えに関しては、僕のやり方で彼も知らなかった事をお話した時に、「それは興味ある良いやり方だね!」と受け入れるように仰った時、こういう職人さん好きだわ~と思いました。
彼は40年以上弓の世界にいる方ですし、彼自身のやり方もすでに固まっていると思うのですが、そうした経験ある人でも僕みたいな若造の話も、同じ目線で話してくれるととても嬉しいですし、何より話しやすい笑

そんなこんなで夜も真っ暗になるまでずっとお話して、充実した日を過ごしました。
翌日も朝早くから工房で色々教えていただきました。
本当に出会えてよかった素晴らしい職人さんでした。
「次回来たら、これを教えるね~」とすでに、また色々教えて下さるそうです笑
楽しみ!
また、紹介してくださった野間さんありがとうございます!
彼のホームページ↓
なのですが、どうやらこのHPを管理している方がいなくなってしまい、色々編集が出来ず、更新ができないそうですので、弓のお値段など色んな詳細は直接メール等で連絡したほうが良いかと…
http://www.jamonneaubows.com/