2019年4月10日水曜日

最初からここまで

最初から今日行っていた横板下部とライニング(補強)をつけるまで
木材仕入れ

裏板センタージョイントの準備
誰もが一番初めに苦労するセンタージョイント
 ジョイント後カンナ掛けで平らに
 モールド(型)に各ブロックをつける
 横板準備
 横板着け開始まずは真ん中のC部分から
 上部と下部
 横板はヴァイオリンだとおよそ1.2mmくらいなので、補強としてライニングを着けます

三渓園

昨日の好天から一転、寒く暗い一日。
せっかくなので、先日訪れた自宅から徒歩圏内の三渓園へ桜を見に行った時の写真で少しでも気分明るくなればと。















2019年4月5日金曜日

ハーディングフェーレNo.6

2月に完成した新作ハーディングフェーレ6作目。
先日無事にオーナーさんに引き渡しました。(オーナーは北欧音楽botのオーナーhttps://twitter.com/mintofavorite)
今回はオーダーメイドとして注文を受けました。
外枠にマザーオブパールを入れないシンプルなパターンはモダンタイプとしては初めてでしたので、新鮮でした。
今では中々フル装飾で製作する方も現地では少ないと思います。
実際に見てもらうまでは、自身では気に入っていてもどう感じるかは人それぞれですので、緊張しましたが、気に入って頂けて良かったです。一安心^^;
引き続きオーダー品が続くため、まだまだ頑張って作っていきます♪
ありがとうございました!
https://www.keisukehara.com/gallery








2019年3月26日火曜日

45分間の出逢い

もうすでに1か月が経ってしまいました。ちょっと長くなります。
先月の下旬、都内某小学校に行ってきました。
目的は、その小学校の1、2、6年生を対象とした音楽の授業で講師として…
きっかけは、同じくノルウェーに在住していたピアニストの安保美希さんのご紹介でした。安保さんにつきましては、HPをご覧ください。
https://www.mikiambo.com/
その音楽室にあったハーディングフェーレのイラストが描かれたカレンダーが飾られてある事から、今回の授業を一緒に!と提案してくださいました。

自身の仕事やノルウェーの事、楽器の事をお話する授業。
とはいえ、今まで行ってきたハーディングフェーレのイベントとは多少異なるシチュエーション。こういったご依頼は初めてでしたので、一体何をお話すればいいのやら、しかも対象年齢も最年少で1年生、時間も45分の中で、安保さんと時間を割り振ってのお話なので、正味20分しか個人の持ち時間がないので、どう説明、またこの年代の子供たちは何に興味持って、楽しく聞いてもらえるのだろう?と考えました。きっと普段通りの淡々としたお話では、特に低学年は退屈してしまうと思ったので、色々配慮して構成しました。
6年生には進路のお話をということで、自身の小学生時のお話やこの道に至った経緯などを話を。
同じ音楽の世界にいながら、まったく違う仕事をする我々、またその歩んできた背景も異なります。
安保さんは幼少期からピアノを弾き続けて、それが現在も続いている。
方や僕は、子供の頃は職人の道を決めた高校まではただぼぉ~と生きてきた取柄もない人間で、その環境から楽器作りに進んだので、それぞれの異なった道のりで辿り着いた「今」を聞くことは、彼らにとっても興味ある話ではないかと思いました。
また演奏では新しい試みもありました。
安保さんのご提案で、ノルウェー伝統音楽をピアノアレンジした作曲家グリーグの曲とそのハーディングフェーレの原曲の弾き比べをしました。
先にハーディングフェーレで弾いて、そのあとピアノで同じ曲を弾く。結構違いがあるので、この比較は面白いと思いました。今回はHaugelått,Hallingという曲をやりました。

さて実際の授業の様子は
出前…(反射的に一丁的なラーメン的な何かが頭をよぎる)
色々ネタは用意したものの、興味持ってもらえるのか不安でしたが…1,2年生のエネルギーが凄まじかったです
自己紹介で「僕はこのバイオリンを作ってます」
子供たち「うおお、すげええ!」く、食いついた!笑
そこでちょっと問題を出してみた。
「バイオリンの他にこれに似た楽器をもう一つ作っています。ヒントはこの教室内にあります。」
子供たち「ギター!木琴!…」いや、バイオリンに似ているよ?^^;ってちょっと難しかったようでした。ハーディングフェーレを見せると、初めて見る楽器に、こちらも皆興味津々の様子でした。
 
 そして実際に使っている道具や木材などを持っていき、実際に子供たちに体験してもらったりもしました。
カンナを使って一緒に削りました♪
            
          

実際にバイオリンとハーディングフェーレを間近で見せたり、弾いたりして、その違いを彼らに問いかけました。そうすると物凄いエネルギーの子供たち「はい!!はい!!!!!」と皆手を挙げてくれて、彼らなりに気づいた点をたくさん応えてくれました。この時、自身の同学年時を思い返し「自分って当時こんなに色んな事にはっきり意見言えたかなぁ?^^;」と驚きました。
安保さんのノルウェーのお話やその国と曲との関連性のお話、ピアノの曲もみんな目を閉じて静かに聞き入ってました。
最後は僕と安保さんで一緒にピアノとフィドルでノルウェーのワルツ曲を合奏。

授業の終わりに、子供たちから歌のプレゼントが!
これはグッときましたね。ありがとうの花という曲のでした。この純粋で元気溢れる声は今も心に残ってます。みんなありがとう~♪
そして、学校の先生方、安保さん、素敵な時間を与えてくださり本当にありがとうございました!
先日、安保さんが工房に来てくださって、1,2年生の198枚の感想文を受け取りました。
毎日1枚1枚丁寧に読んでました。
素敵な感想とイラストの数々。。。


たくさん感想書いてくれてて、もう胸がいっぱいで…しかもこんなことまで言ってくれた生徒さんも…こんな日が来るとは…
たった45分の出逢いでした。
人生の長い時間からするとほんのほんの僅かな時間。でもその一瞬で大きく何かが変わることも…
この一瞬が彼らにとって何か小さなきっかけになれたのなら、それはとても嬉しい事です。この道に進んでよかったと改めて思った大切な一日でした。

2019年3月22日金曜日

偶然か必然か?セントパトリックスデイin横浜

先週の16日、横浜の元町でアイルランドのお祭りセントパトリックス・デイが行われました。日本では各地で同様のお祭りが行われました。今週末は福井県であるのかな?
ノルウェーから戻ってきてから、過去2回はタイミングが合わず、参加できませんでしたが、今年は行くことができました!
しかも自宅から近いので、仕事の合間にお昼オープニングセレモニーを見て、家に帰って、仕事して、また夜パブライブを見に元町へ。
オープニングでは、アイリッシュバンドのO'jizo, na ba na, KOUCYA,Sonoraの皆さんとダンサーさんたちが盛り上げてくれました。
残念ながら、パレードは見る時間ありませんでしたが、横浜でみなさんのパフォーマンス見れて良かったです。
 準備中
 KOUCYA
 na ba na
 sonora
夜はパブでsonoraのライブでした。
バンドは知っていたのですが、聴いたことがなかったです。
とっても良かった!
実はここで、驚きの出会いが…
お店に着いた時、お客さんたちでとても混んでいました。立ち見しか出来なくて、外人さんがとても多く、とりあえずビール注文して、ビール置く場所を求めフラフラと。
かろうじて見つけたテーブルの僅かなスペースにビールを置いて、横にいた大柄外人さんと乾杯とちょっとしたお話
僕「今日は昼間もパレードとか観に行きました?僕は少しだけ見て、近くに住んでいて、一度工房に戻って仕事してまた来ました。」
外人さん「昼間見ましたよ!工房って何しているの?」
僕「ヴァイオリンとか作ってます。後、ノルウェーの楽器…なのですが、作ってます」
外人さん「え!?私ノルウェー人です!」
僕「ええ!!?(*_*)えと、ハーディングフェーレなんですけど…」(ノルウェー人でも知らない人はにいる)
外人さん「もちろん知ってますよ!親戚はハルダンゲル出身です」
…誰も知り合いいない中、ただビール置く場所を求めていただけの偶然隣にいた人が、まさかのノルウェー人(笑)
更に!奥さまはイギリス人とのことで、
僕「僕、イギリスのNewarkでヴァイオリン学んでました!」
奥さん「あら、私Newark近くの出身です!」
なにこのピンポイントすぎる出会い(笑)

最後はダンサーのお二人に連れられて、その場にいたお客さんたちとみんな一緒になって、sonora+奥貫史子さん(フィドル)の演奏とお供に踊りました!
sonoraのアニーさんがライブ終わりに声かけてくれて、メンバーの皆さんと少しお話出来ました♪素敵な一日となりました~
皆様ありがとうございました!

2019年3月11日月曜日

静かに読める

ハーディングフェーレ、No.7製作中。
No.6に関しては2月末で既に完成しており、撮影も終えていますが、掲載は来月に。
日々、弾きながら色々確認しております♪


先日、勧められてお借りしたIPPOという若き靴職人の漫画。
こういう職人漫画はとても興味深くて好きです。まだ読み始めたばかりですが、面白いです。そして、この本を読んでいる間、空気といいますか、雰囲気が静かになります。多分お話の内容も関係していると思うけれど、他の漫画と根本的に何か違うなと思って、気づいたのは、背景がほぼ白で、たまに工房の背景が映るくらい。きっとこの靴工房自体がシンプルなデザインなのかなと想像したり…だからか、登場人物の会話だけが静かにスッと入る感覚で読むことが出来ます。5巻完結の物語だそうですが、続き買って読みたくなりました。