2018年7月23日月曜日

Førde Festivalen2018

毎年Førdeで行われるワールドミュージックのお祭りに初参加しました。
フェスは出会い
という言葉を今日耳にして、あぁ確かに出会いだった。
今回個人的に初めて聞いた中で一番の感動を受けたのはインド人のフィドラーJyotsna Srikanthさん、そしてパーカッション2人によるトリオの演奏でした。
オープニングコンサートで彼らの演奏を聴いて惹き込まれました。
フェス内で彼女のコンサートの他にトークイベントもあって、最初は行く予定ではなかったけれど、その演奏を聴いて、是非トークイベントもと思い参加しました。
独特な演奏法、インドがイギリス植民地時代だった頃に伝わったヴァイオリンのお話やインド音楽のお話。司会の方はBBCからの女性で分かりやすく、楽しくて、あっという間の30分間でした。
その中でハーディングフェーレも試奏されていて、意外と合うなぁ笑と思って聞いてました。イベント後少しだけお話させていただいて、後日メールが来ました。その中でJyotsnaさんご本人が進めて下さった動画がありましたので、ここでご紹介したいと思います。
スウェーデンのバンドNordic Ragaとのコラボ
https://www.youtube.com/watch?v=rMwZBWqY_Fw

もちろんコンサートも素晴らしかったです。
こちらもhttps://www.keisukehara.com/videoのFørdeの方で、公開しておりますので、ご覧ください(新しい動画更新の際に容量の関係で削除する可能性がありますので、お早めにご覧ください。)

朝から晩までフェスのため、スケジュールもしっかり立てて行動することも大事なことで、またその日にコンサートのあるバンドの事を知らないときは、全バンドではないですが、朝の野外で行われるフリーのミニコンサートで確認することもできます。
これを聞いて、そのバンドを聞きに行くか否か決める人も多いのではないかと思います。これは良い方法だなと思いました。フェスのパスを購入すると無料で見ることのできるコンサートは一部ですが、他のコンサートもパスによって割引でチケットを購入することができます。とはいえ、決して安いわけではないので、その辺慎重に吟味するためにこう言ったショウケースがあるのはとても助かります。
でも、その時は、ん~と思っても、実際その後のコンサートで聴くとめっちゃかっこいい!と感じた事もありました。笑

Cimbalibando
このcimbalom(中央のハンガリーの楽器)の方、この時マイクチェックしてるとき突然「ドウモアリガト!」っと言い出して、え?なんで?笑 ってなった。そしたら後ろの方が「エスパニョール?」と、言ってて、僕は心の中で「ちゃう、日本語や笑」と思ったのでした。彼らの演奏もとても素晴らしかったです!
Majorstuen

Fanfare Ciocarlia

Cassie&Maggie

彼女らの演奏もとってもカッコよかった!!!!
 写真はないけれど、このほかにもたくさん素晴らしい演奏を聴くことが出来て、たくさんの出会いがありました。
Dance Night!

danceレッスン


今回はこの中から、Frigg(オープニングコンサート)、Cassie&Maggie、Jyotsna Srikanth、Indre Sunnfjord Spelemannslag(ダンスナイト)、パレードの様子の動画もこちらで公開中ですhttps://www.keisukehara.com/video





ノルウェーの夏の過ごし方

Landskappleiken後、友人が所有するTrysilの山小屋で数日過ごしました。電気は太陽光発電だけ、冷蔵庫や料理はガスボンベから供給して使用という自然の中で過ごしました。山登りをして、岩石だらけの道をひたすら降りて帰ったり、静かな夜に小さなライトだけで、みんなでゆっくりお話をしたり、町と人から離れ、静かに自然と過ごす、ノルウェーの夏の過ごし方をまた一つ体験しました。この小屋にはサウナもあって、ノルウェーで初サウナも体験しました。(写真最後)







2018年7月21日土曜日

Landskappleiken2018 in Trysil

前回のブログでは製作部門に参加した事のみの記事となってしまいましたが、今回は今年見た大会の様子の写真載せていきます。
ハーディングフェーレBクラス
今回は日本人が2人も!
Torkjel Bruland Lavollさん
樫原聡子さん 
               

酒井絵美さん 
Johanna Årdalsbakke Mjeldheimさん
               
大会とは別にコンサートも行われます。そのうちの一つ
Norwegian-Swedish合同ダンスコンサートを見に行ってきました。
Trysil / Engerdal、VästraDalarna、Värmlandの音楽を聴くことが出来ました!
Trysilはスウェーデンと国境も近いことから音楽も近い印象を受けました。
Fele A
Marie Skavnesさん
Ole Erik Feragenさん
                           
Oleさんの演奏素晴らしいなと思いました。決勝には行きましたが、優勝ではありませんでした。でも僕の中では一番好きでした。
Dans fele A
このクラス一番会場を沸かせたKjæsti Evjen Gangsø & Vegar Vårdalペア!

Hardingfele A
Alexander Aga Røynstrandさん
 Per Anders Buen Gamåsさん
                 

Gro Marie Svidalさん  
Ottar Kåsaさん
                                                   

  Lars Ingar Meyer Fjeldさん
                                       
今回はこの中から、Fele A→Oleさん。 Dans fele A。Hardingfele A→Per Andersさん。そしてHallingのエキシビジョンでのパフォーマンスをリンク先にて公開しております。もしよければ!https://www.keisukehara.com/video (サイト容量の問題で、今後新しい動画をアップする場合、こちらの動画を予告なく削除する可能性があります。ご了承ください)

ハーディングフェーレ製作エキシビジョン

今年も素晴らしい大会でした!皆さんお疲れ様でした♪
来年はVågå!

2018年7月5日木曜日

ハーディングフェーレ製作・ブロンズ賞

久しぶりのブログとなってしまいました。
現在ノルウェーに来ております。
で、これを書いている時間は夜中2時…
日々濃い内容を過ごしている&ネットもあまり使えていなかった状況が続いたため、あまりゆっくり振り返ることが出来てませんでした。
色々あるのですが、まずは先日行われたノルウェー最大のコンペティションLandskappleiken2018でハーディングフェーレ製作のエキシビジョンに参加したお話をしたいと思います。
Kappleikについては過去のブログをご参照下さい。

今年はTrysilという町で行われました。
ハーディングフェーレ製作エキシビジョンといいましたが、これにはコンペティションも含まれております。
この部門は2年に1度。その昔は毎年あったそうです。
今回、私は初めて参加させていただきました。
6月初旬に完成したばかりの新作(5作目)のハーディングフェーレを出展しました。
結果はわずか3週間程度の楽器ながら、ブロンズのDiplomaを頂きました!
初めての参加で配点の基準など実は全然知らず、細かく分けられた各項目を採点後に知りました笑
なので、この作品に関しては納得のブロンズです。
それで、審査員の方々に改善点も聞きましたが、とにかくこれから弾いて行くしかなさそうです。つまり若すぎるとの事なので、それ以外については色々お褒めの言葉を頂きました。
最初は結果に戸惑ったところもありましたが、結果後、色々お話したり、大会中歩いていると知り合いの奏者であったり、まったく知らない人であったり、「Gratulerer!!(おめでとう)」と色んな方々からたくさん言われたことで、「あ、これは名誉ある事なんだ」とようやく実感湧いて来て、素直に喜べるようになりました。
初参加の製作のコンペを通じて、色々仕組みも理解できましたし、賞を取ったからといって、満足なんて先の先の先にある。さらに「日本で使うハーディングフェーレ」という製作テーマは決して外せないため、それを軸に向上出来るように、これからも頑張っていきます。
正直この製作をしている時はとてもしんどかった記憶もありますが、皆様の支えのおかげで無事に賞を頂くことが出来ました。
本当にありがとうございました!