2017年7月10日月曜日

Landskappleiken 2017 at Røros~移動と緊急事態~

Landskappleiken、年に一度行われるノルウェー最大の演奏の大会。
Lands(島)kappleik(コンペティション)と説明すれば良いですかね。
毎年色んな地域で行われるKappleik。その中でノルウェー全土から集まる一番大きい大会が今年Rørosで行われました。
位置だとこの辺、ちなみに☆が私の住んでいるBø i Telemarkです。
こう見るとかなり北に来たんだなと今更…
電車ではオスロ経由で約8時間以上の長旅。
今回の旅は職人さんとパートナーさんとご一緒させて頂きました。
ワクワクした気持ちを持ちながら、たくさんの荷物を持って出発!となったのですが、、、
オスロに向かう途中、丁度地図にも名前出てますが、Drammenと言う大きな街を通過します。そこに着く前、何やらアナウンスで停車。なんとドランメン駅にて、怪しい危険物と思われる物体が見つかり警察が出動する大事に。そのため駅は完全封鎖、ドランメンを通る事が出来なくなった我々の列車は手前の駅でただただ立ち往生。空港へ向かう人もたくさんいたみたいで、駅員さんが車内を回り、臨時のバスの手配など対応されていました。駅の辺りは混乱、人だかり。
さて、困った。今日中にRørosへたどり着けない可能性が大きくなり、不安が募ります。
こんなことってあるんですね。同行した彼らも「今までこんな事なかった」と…

しかし、そこに救世主が現れました!
同列車に居合わせた同じく会場に向かう友人カップルがいて、男性の方のご家族がオスロにいるという事で車でオスロから会場へ向かう事に。
急いで臨時バスでオスロ手前のAsker駅へ。道中運転手さんのアナウンスがとても優しかった「『運が良い事』にこうしてオスロへ迎えています。どうか心配しないで、我々がサポートします」ここであえて「運が良い」と言える運転手さん。確かにそうだと思った。最悪の事態を考えれば、無事でいられる事は運が良い事なのかもしれません。
この事件はニュースでも大きく取り上げられたそうで、結果何でもなかったみたいです…笑

         
臨時バス車内
        
オスロオペラハウス前で車待機。暑い日差しの下、観光客でにぎわっておりました。
 いざ北へ!

5時間の車移動、道中休みながら。
結局着いたのが、夜11時30分。12時間のしんどい初日となってしまいました。
その為当日のオープニングコンサートには間に合わず。そのまま出演の受付だけ済ませて、ヒュッテへ。みんなぐったりでした^^; 助けてくれた友人カップルに大変感謝。その日に着けた事自体本当に運が良かったです。

こちらのリストバンド、青は出演者の証、弓の持つ方って事で右手首。これがあれば、コンペティション全て無料で見る事が出来ます。ただしそれ以外のコンサートは有料(昔はすべて無料だったらしい)
そんなこんなで音楽祭の情報一切なしで終わった初日でした。次から大会の様子まとめて行きます。
では



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