2018年10月29日月曜日

指環作りと物語

ちょっとこ今回は私のイベントとしては、変わったものです。
11月16日より谷中・ひるねこBOOKSさんにて行われる作家伊藤文子さんの個展(詳細こちら→https://www.facebook.com/events/248941052464297/)に、私のハーディングフェーレのデザインを使用した伊藤さんの作品、バッグなど小物が並び、私が以前何度か、楽器作りの端材や道具など使用して作っていた木の指環、それを元にした布絵本「月と太陽の指環」も並びます。それに際しまして、伊藤さんとトークイベントを11月22日に行うこととなりました。絵本製作の経緯、伊藤さんは実際に私がノルウェーの工房にいた時に取材に来てくださいました。互いにノルウェーで物づくりを学んだ私たちのトークをお楽しみに♪定員がありますので、ご予約はお早めに!

実際にこの絵本の完成品を拝見しましたが、伊藤さんの絵、色合いが布にとても合っていて、これを手に取った人たちが暖かい気持ちになってくれたら…という伊藤さんの気持ちが伝わる手の込んだ素敵な作品だと感じました。
当日はデザインの元になった楽器ハーディングフェーレを実際にご覧いただけます。
その他詳しい内容はイベントページをご参照くださいませ。
よろしくお願いします!

ぜ、全国紙!

10月25日付けの日本経済新聞の朝刊面に私の事が載りました。ヴァイオリン製作を目指すきっかけ~今に至るまでのお話でハーディングフェーレがメインとなった記事です。電子版でご覧いただけます。(会員登録必要)https://www.nikkei.com/article/DGXKZO36859160U8A021C1BC8000/

読んでくださった皆様ありがとうございます。
既に反響もあり、お問い合わせを頂いており、とてもうれしいです。
今後も地道に活動して参ります

旅立ち

この度、僕の新作楽器5本目のハーディングフェーレ(https://www.keisukehara.com/gallery)がレソノサウンドさんへお嫁に行きました。
写真はオーナーの松岡さんに楽器を奪い取られて泣いている…という絵に見えるのですが、もちろんそんなことはなく、円満に旅立っていきました。今後はこの楽器がこのお店を訪れるたくさんの人たちと出会っていくのだなぁと。いつも楽器を渡すときは、作っていた時の事、ここまでの経緯とか、じんわり、しみじみ、なんというか嬉しいようで、成長も楽しみで、これを書きながら色んな感情が沸き上がります。松岡さん、皆様宜しくお願いします!
横浜の工房まで足を運ぶにはちょっと…というかは是非東京・巣鴨駅すぐ近くのレソノサウンドへ!試奏やレンタルされる際は、お問い合わせください。http://resono-sound.com/
そして、これまでレソノサウンドに置いていた3本目の楽器が再び手元に帰ってきました。こちらも、お話を聞くと色んな方に触れて頂けたようで、とても嬉しく思います。なかなか楽器を長期間貸出することはリスクも伴うと、もちろんわかってはいましたが、それ以上にこの楽器をもっと色んな方々に触れて頂きたい気持ちの方が、勝ってこうした決断をしました。結果、皆さん丁寧に扱ってくださったおかげもあり、問題なく戻ってきました。
こちらも改めて、面倒見てくださった松岡さんとお手に取って試奏してくださった皆様に心から感謝を申し上げます。