大晦日
あっという間に一年が過ぎました。
去年の今頃は、ノルウェーから帰国して1か月程。
まだ工房設立のために色々準備していた時期だと思います。
今年の始めは18世紀スタイルの4本目の楽器を製作していて、その後ノルウェーでの製作コンペのために日本で初めて一から作った5本目製作、その間ハーディングフェーレのイベントも行ってきました。
楽器完成後、間もなくノルウェーに向かい、伝統音楽の大会Landskappleikenももちろんその他フェスにも参加したり、帰国後は工房内の事を色々やりつつ、作家さんとのコラボや6本目の製作も始めて、その間にしばらく放置していたヴァイオリンを共鳴弦付きのフィドルにRebuildさせた楽器も完成。
有難いことに日本経済新聞と朝日新聞にも取り上げて頂けて、とても嬉しいお話の数々でした。来年も年始からびっくりすることもあって、ドキドキしてます。1月2月3月とそれぞれ楽しみな事がすでに決まっているので、楽しみです。
今年、色んな方から共通して言われ続けた事があって、それに応えられる様に日々精進していくことを来年の目標に決めました。
オーダー頂いた楽器製作も奏者のサポートもメインに引き続き頑張っていきます。
今月は頭にAltanのコンサート見に行きました。フィドラーのマレイドさんともお話出来て僕の作ったハーディングフェーレも弾いてもらえてうれしかったです。
「ありがとう!これもらっていくわね♪」と嬉しい冗談も言われました笑
工房の近況
製作中のNo.6
その他
近場の山手西洋館で行われていたフィンランドのクリスマスの様子が展示されていたので見に行ったり、その周りで行われていたキャンドルナイトや赤レンガのクリスマスツリーなど
最後に、今年お世話になった皆様、工房に足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。少しでも皆様のお力になれたのであれば幸いです。
また色んな方々が、ハーディングフェーレを広めたいと仰ってくださっていて、そのお気持ちがとても嬉しかったです。ありがとうございました。
本日は工房の大掃除と道具のお手入れ、楽器も少し弾いて、工房に感謝の一礼。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは良いお年を(Godt Nytt År!)
原圭佑