2018年5月22日火曜日

ハーディングフェーレのセミナー@福岡

5月10日、20年ぶりに福岡を訪れました。
当時住んでいたのは春日市でした。住宅街ではあったけれど、田舎で学校に行くのも冒険するように何通りも道があって、1年生の入学式だったか、帰り道が分からず集団下校をするも途中の分かれ道でどちらに行けば良いか分からず、泣いて帰ったのは今もよく覚えています笑 でも自然が豊かで、穏やかで…その時の風景とか雰囲気とか思い出すと、今も自分がとても好きな環境だったなぁと思うと小さいころのそうした環境が基盤になっているのかもと思います。

さて、話を戻して、今回福岡に訪れたのはノルウェー大使館の方から頂いたお話がきっかけでした。福岡のノルウェー友好協会の総会内でセミナーを行ってほしい…とのことでした。僕について、その友好協会に話したところ「そういう人を探していたんです!」とのことだったらしいです。その話を今回運営してくださった方とお会いした時にお話ししたら、「研修など短期の滞在ではなく、しっかり現地に住んでいた方の経験やお話を友好協会の会員の皆様にお話ししてほしい」とのことでした。
もちろんノルウェーに住んでいた日本人の方はたくさんいらっしゃると思います。
のほほんと2年間過ごしていたようで、でもしっかり写真や経験を振り返ると、僕にしかできないノルウェー生活をお話できると思いました。
ハーディングフェーレを通じて見てきたノルウェーの事。
今回はそれを軸にお話しさせていただきました。

福岡、天神にある西鉄グランドホテルが会場でしたので、広い会場で聞いた話では今回80人ほどの方々が集まったそうです。僕自身今までのイベントとは違う雰囲気に少々戸惑いもあり、いつもはお話ししながらお客さんの反応をはっきり感じることができたため、それに応じて進めてきたのですが、今回は距離があって「あれ?反応がわからない^^;皆さん楽しんでもらえて…る?笑」と感じていて、いつも以上に緊張しておりました笑 合間の演奏は反応が良くて、安心しました~


今回最後の最後まで迷ったのが、選曲と曲数でした。当初は3曲はやりたいな~と思っていたのですが、結局時間の都合上2曲に…それでも両方テレマルクの伝統曲を弾けたのでよかったですね。ノルウェーの日常のお話をする上で、最近欠かせないウェディングマーチのBruremarsj fra Seljordは外せなかったので、OP曲は直前まで悩みぬいて、今まで公の場で弾いたことなかったFossegrimen,Gangarにしました!緊張してると結構メロディー順が飛んでしまうことがあるからいつも避けてきたけれど、今回は思い切って弾いてみましたが、問題なく弾けました♪
終演後の懇親会では皆さんの質問攻めにあい、結局ご飯もほぼ食べれずでしたが、それよりたくさんの方々とお話出来て嬉しかったです。講演についてもうれしい言葉だらけで、安心しました。ただ、あっという間に懇親会が終わってしまい、話足りず、ホテルの部屋に戻っても、あぁ~もっとお話ししたかったなぁと感じつつも、心地よい疲れでしばらく休んでました。そういえば、中には僕が住んでいた隣町Skien(シーエン)に住んでいた方もいらっしゃってびっくり!娘さんがパティシエでオスロで修業していた、とか色んな方がいらっしゃるな~と楽しかったです。
その後、ご飯食べに福岡の夜の街に繰り出しました。

今回感じたことは、ノルウェーが好きであってもハーディングフェーレや伝統音楽を知っている人はまだまだ少ないということ。初めてみました、聞きましたという声が多数でした。だからこそ、たくさんの皆さんに知っていただけて良かったなと、もっとこの国の事を知っていただけるきっかけを作れてうれしかったです。

後日、お手紙や、メッセージ、「ファンになりました!」などという声まで^^;
その声を励みにまだまだ頑張らねばですね。
スタッフの皆様、ご参加くださった皆様、ノルウェー大使館様、誠にありがとうございました!!


2018年5月14日月曜日

Rosing for 5th Hardingfele

改めてRosingとは、ハーディングフェーレのボディーやヘッド部分に描かれている模様の事で、Rose=花、から来ている言葉で、それがそのまま描く工程の名前となっております。
僕の今のロージングのやり方は、事前に紙に描いて案を考えて、本体に描く際も下書きを…という形。ノルウェー現地でこんな手間かけてやっている人多分いないと思う(笑)
でも綺麗に描くには僕にとってはこれは必要なことです。
ハーディングフェーレの見た目の派手さから、パッと見ただけでは、すごい綺麗!と思いますが、でもやはりしっかり見ると色々と、見えてくるものです(笑)
もちろんロージングもです。前にも書いたかもですが、1本目の苦労はもうここでは語りませんが、その時の努力と必死に描き続けた結果、僕の尊敬する製作の先生であるOttarからも「今ノルウェーでここまで綺麗描く人いないよ!」ととある日のドライブデート中(笑)に言われたのは今でも心底嬉しくて印象に残っています。確かあれは3本目の時だったかな…。Ottarのロージングは本当に美しくて、個性があって一目みただけで、彼の作品だとわかるほど素晴らしい腕を思っている方です。
3本目を描くころ、かなり彼のスタイルを無意識ながら辿っていっていたのは、作品見るとよくわかります。
そして、ここまでを描けるようになった時、自身の中で一つの「区切り」を感じました。
これ以上はこのまま進めないと思って、今回は少し原点に戻る感じで描きました。

一つ一つの花、葉をしっかり描く。複雑に入り組んだ模様ではなくわかりやすく、でも美しく。葉っぱを折ってみたり、影をつけてみたり、新しいデザイン…新たな試みと、最初のころの自分の成長を。
そんな想いを込めて描きました。


ちなみに原案はこんな感じ。
結局本番描いていると、ここはこっちの方がいいな。これいらないな~と結構変わっていくものです。

作品を見て頂いた方から、「表は美しさ、裏は優しさで、女性の様」とコメント頂いて、なるほど~と聞いておりました。
皆さんはこの絵から何を感じるでしょうか?
あごの部分に描いている最中。


2018年5月2日水曜日

ノルウェーへ。工房お休みのお知らせ

6月13日~9月15日まで、ノルウェーに滞在する関係で、工房は一時お休みとなります。それまでに、修理等ご希望の場合は、早めにご連絡頂きます様よろしくお願いします。また修理内容、引き受け時期など状況によっては対応出来ない場合もありますので、ご了承くださいませ。​何卒よろしくお願い申し上げます。 原圭佑

2018年4月30日月曜日

4月まとめ

あっという間の4月も終わりの日。
忙しい中でもしっかりと合間合間に春を満喫できたと思います。
もう今は暑いですよね^^;

4月は3月のイベント出演が多かったのに比べて、今月はコンサートを見たり、また旅に出る機会が多かったです。コンサートは以前書いた通りですが、旅ではまず新潟。
ちょうど桜の時期に訪れることができました!初の新潟を満喫してきました。
お寺、夜桜、桜の木の下で朝食、爪切りで有名な諏訪田製作所の工場見学など、堪能してきました。



続いて台湾!こちらも初めて訪れました。
2泊3日でしたが、早朝ついて深夜に出たため、3日間フルで旅してきました。
食事がとにかく安くて、おいしくて、昔タイに行ったことがあるのですが、朝食などは屋台で食べる人が多かった事を思い出しました。台湾も同じようです。
このように紙にオーダーしたいものを記入して渡すのが、向こうでは一般的の様です。
1元=3.5円?くらいみたいなので…安いですよね。



千と千尋の神隠しで有名という九扮にも言ってきました!



ただ聞いた話では、特に関係ないらしいです笑。
むしろ今回滞在したホテルに、以前宮崎監督が泊まったらしく、むしろそっちが舞台になっているとか?(確かにホテルの雰囲気は言われてみると似ていました)
また、博物館やお寺にも!
博物館では日本でも話題になった(らしい。僕は知りませんでした)翡翠で作られた白菜が!
それに比べて人気のなさが伺えたお肉(笑)


 龍山寺
台湾人作家さんが多く集まる市場にも行きました!
大きな建物の一フロアと外にあった元は倉庫?のような場所にたくさん作家さんのブースがあり、もう丸一日かけてじっくり見たかったところでした。本当楽しかった。おすすめです!
最終日ともあって、残金から何か1品、バン!と自分用に買おうと思ったものの、結局それ以上にお土産用に買いたくなってしまって、結局自分用には何も買わずでしたが、満足行く買い物ができました♪




またいつか機会があったら、今度は自分へ…

そんな感じで、食、文化、歴史、など勉強もたくさん、たっぷり詰め込んだ3日間、毎日約2万近く歩いていて、さらに体感温度32度…だったので、休息のはずが、気づけばグッタリして帰国(笑)でもとても良い息抜きにはなりました。

演奏活動
4月28日に近所で最近お世話になっているアンサンブルノエルさんのミニコンサートのゲストとして、今回で2回目で、前回は1曲クラシックを皆さんと、+1曲は伝統曲のウェディングマーチ。
今回はハーディングフェーレをソロで3曲+楽器などの説明を午前と午後の2部で行ってきました!これと言ってそこまで緊張もせず、割かしイイ感じで弾けました。
講演後、以前演奏した時にもいらしてくれてた方が、その後テレビでノルウェーの番組を見たらしく、それにハーディングフェーレが出ていた!と教えてくれたり、別の方からはまた演奏する機会あったら是非教えてください!と。楽器の質問も受けたり、興味持ってくれたようで、嬉しかったです。ノエルの皆さんからも、選曲もよかったと言ってもらえたのは自信に繋がりました。ノルウェーの伝統曲は、特にテレマルクなどは複雑なので、演奏することに少しまだ抵抗があります。なんせ僕自身が最初ノルウェーの伝統曲がよくわからなかったと思っていた人間でしたからね笑
だからこそ、その中でも僕が思う聞きやすい曲選びはしていて、その感性は結構当たっているような気がします。
僕が演奏でできることはまだまだまだまだ小さいけれど、地道に演奏は少しずつ人前で弾けるように、またこの楽器やノルウェーのことを知ってもらえるように、この調子で努力していこう♪
セットリスト
Lydarlåtten
Fosslanden, springar(Telemark)
waltz fjellblomen etter endre bleie(Hardanger)
()は地域名

製作進行状況
本体はUVルームに入れました。
先ほど、指板とテールピースの象嵌細工埋める作業メイン部分を終えました。
めっちゃ疲れました^^;一個一個、糸鋸で切って、やすりで整えて、形をはめていく作業をひたすら黙々と…
入れた時点ではこんなに汚いですが、これを後にきれいに整えたときの感動は大きいです。その分の苦労が…ね笑

さて、そんな感じで4月が終わりました。
5月は今週クローズドのヴァイオリンの講義をプロ、アマの奏者の方々にしたり、セミナー?みたいなのもあったり、あとはこれがいつの日か登場する…かも?(わかる人にはわかる話、ヒントはノルウェー大使館のツイッターを見るのが良いかな?)

では、新緑の美しい季節を満喫しましょう。
暑さに皆さまお気をつけて~



2018年4月18日水曜日

名刺製作の裏話

過去にいくつか名刺を作りました。
始めは確かイギリス、ニューアークviolin製作学校時代
そして、会社勤めしていた時。

今回ノルウェーから戻ったら名刺作りたいなと思っていたのですが、それに記載する事項を考えるとまずホームページやメールアドレス、そしてロゴをしっかりしたものを作らなくてはと思い、結果帰国してから2か月ほどかかって、ようやく名刺が形になりました。
それが、1月末ごろのお話。それから2か月ちょっと、手持ちの枚数を確認するともうすでに残り僅か。来月のことを見越して、追加注文しました。
ちょっと今回は、その中でロゴ製作の裏話。
実はノルウェーにいた頃、ある日、この写真を何気なく撮ったのです。
ハーディングフェーレとヴァイオリンの頭。
このシルエットを見たとき、この名刺のロゴが浮かびました。
僕が出来ることがロゴを見てはっきりと分かるようにと思っていた中で、このデザインは最適でした。
もちろんハーディングフェーレ自体まだまだ知られていないため、左のを見たところでハーディングフェーレだ!とすぐにわかる人はまだまだ少ないと思いますが笑

帰国後、昔通っていたヴァイオリン教室の方たちとご飯に行ったとき、隣に座っていた友人にふと「ロゴ作りたいんだよね~」と話すと「え!手伝うよ!」と言ってくれて、そういえば、デザインに詳しい方だった!とその返事で思い出して、色々相談に乗ってもらいました。

ただ、僕が無知過ぎたのがいけませんでした。てっきり昨今の技術(illustratorとか)であれば、ある程度手描きで描いたら、自動的にいい感じに整えてくれるとばかり思っていたけれど、実はそうではなく、手描きのデザインがそのままロゴになると思ってね!と言われて、「あ、これはすごい大変な作業だ。。。」と一瞬諦めかけました。
でもその友人のせっかく作るなら、厳しくとも満足行くものを作ろう!という想いが伝わってきて、大変でしたが、描いて、データ化してもらって、それを修正して、またデータ化して。。。を繰り返して、何とかロゴが完成しました。
名刺が出来上がって、1枚目、最初に名刺を渡す相手はどうしてもその友人に渡したくて、完成したことはそれまで他の方には内緒にしてました。
本当にお忙しい中、こんな無知の人間のお願いを最後までしっかりお手伝いしてくれた友人には心から感謝です。

これから、色んな人にこの名刺が行き届くのかなぁと思うとちょっとわくわくしますね。


2018年4月14日土曜日

日本の宝

と、僕のために書いてくれた高校の同級生。
大げさだけれど、せっかく頂いたこの言葉を無駄にしたくない。
これからも誠意ある姿勢と労を惜しまず、進んでいきたいと思います。
周りの絵柄は僕のハーディングフェーレの処女作のロージングを見て、別の同級生が描いてくれました!


2018年4月13日金曜日

えちごひめ

昨日今日と新潟に行っておりました!
素晴らしい場所、素晴らしい人たち、素晴らしい食、自然に囲まれて穏やかに過ごしたひと時でした。
お土産にイチゴの越後姫を頂いて、製作しながら頂いてます!
大粒で、甘くて、果汁あふれる...本当においしい!
新潟のことはまた後日書く、かも。




2018年4月11日水曜日

Xenogears 20th anniversary concert @舞浜アンフィシアター

”20年の時を経て、再びあの頃の記憶が蘇る”
今回のコンサートのテーマとして、そう語られている。
ゼノギアスは僕自身も昔プレイしていたゲームで、ただ内容は当時11歳?か12歳くらいだったか、その当時の自分には難しくて、あまり内容は理解はできていなかったと思う。
ただ、それでも記憶に残るゲームの中身、キャラクターや戦闘シーン、フィールド上での動きだったり、そして何より耳に直接入ってくる音楽は特に覚えている。

当時はまだ”ゲーム音楽”という一つのジャンルとして、サントラを聴くという習慣は僕にはなく、ただたくさんゲームはしていました。(アダプターが熱くなるまで、ほぼ毎日のようにw)
なので、作曲家さんの名前とか当時はよく知りませんでした。
大人になって、記憶が正しければヴァイオリン制作学校に通っていたイギリス時代かなぁ。とあることがきっかけで、ゲーム音楽を過去の作品であったり、既プレイの作品、そして作曲家にもしっかり注目するようになり、その中でも最も好きになった作曲家さんのうちの一人が、このゼノギアスやクロノトリガーの音楽を手掛けた光田康典さん。

そんな背景があり、今回はそのゼノギアスが今年20周年ということで、また本当に多くのファンがいるゼノギアスという作品であったため、今回のコンサートは僕自身も必ず参加せねばと意気込んでおりました。運よくチケット入手できました。
4月7日、8日とそれぞれ昼、夜公演の計4公演、僕は8日のお昼公演に参加しました。
席はなんと前から4列目!場所が真横だったため、何名か出演者は見えませんでしたが、顔がはっきりわかる距離で大興奮でした~
結論から言いますと、本当に素晴らしいコンサートでした。同じ時代にこうしてその作曲家さんが手掛けるコンサートに参加できることを誇りに思えるくらいでした。

ミュージシャンもまた編成も素晴らしくて、当日はスクリーンでゲームのシーンが再生されるなど、物語の流れで音楽も演奏される仕組みでしたが、映像もみたいし、演奏家さんもみたいしで、あちこち忙しかった(笑)
演奏家さんたちに関しても一人一人書きたいことあるんだけれど、さすがに書ききれないので、申し訳ないけれど、絞って書きます。すいません。
まずはANUNA!
アイルランドのコーラスグループ。今回は生で初めて彼らの歌声を聴くことができましたが、なんかもう、今目の前で、本当にこの音色を人間の声が出しているのか?と信じられないくらい美しくて、「傷もてるわれら 光のなかを進まん」(アルバムCREIDの方でいえば、そのタイトルのCREID)は特に好きな作中の歌の音楽で、これが流れたときは、もう言葉に出来ないくらいで、またこの曲をやはり作った光田さんって一体...

次に曲順でいうと、その「傷もてるわれら...」の次に流れた「やさしい風がうたう」
これも本当に大好きで、この曲で一際輝いたのが、アコーディオンの藤野由佳さん、そしてティンホイッスル、ローホイッスル、イーリアンパイプスの野口明生さん。
もうやはり光田さんの音楽には欠かせないお二人ですよね。はぁ~もういいところで、藤野さんの音、野口さんの音がそれぞれ振り分けられていて、感動でした。(なお、サントラ今聞きながら書いていても、鳥肌がひどいw)

では次に、ケルティックハープの梅田千晶さん!梅様!
大好きなハープ奏者で、今やゲーム音楽界でも梅田さんの存在はとても大きいのではないでしょうか?彼女の奏でるハープはその曲の理解力から来るのか、どの曲にも合うんですよね。盗めない宝石とか、美しかったなぁ。アヌーナの歌っている後ろで伴奏する梅田さん、めっちゃかっこよかったの覚えてる。

オーケストラの皆さんも本当に素晴らしいかったです。一人ひとりの演奏技術は一級品なのではないでしょうか?アンコールのバルトやラハンでもコンマスさんやビオラの方1名も魅せてくれましたね!

今回初めて見た演奏家さんの中で、僕が惚れたのはバンド隊のお三方、エレキギターの坂本遥さん、エレキベースの小栢伸五さん、そしてドラムの山本真央樹さん。
めっちゃかっこよかった。ホンマに楽しそうに演奏するなぁ!!って見ててこっちまで気持ちよかったなぁ。特にギターの坂本さん♪
戦闘曲など、燃えましたね。

パーカッションの寺田典子さんも、少し席から遠かったけれど、いろんな打楽器を駆使して、演奏するそのお姿に魅了されました!

ピアノの森下唯さん、はぁ。。。いつもながらピアノはずるいなぁって思います。泣かされる。ピアノのソロの曲もいくつかあって、静かに聞き入っていました。

そして最後にJoanne Hoggさん
北アイルランドの歌手。Small two of pieces~軋んだ欠片~では涙が...
僕にとっては今回のコンサートは再会もテーマになっていて、そこから色んな想いが込み上げてきました。
そして、Star Of Tearsではブズーキを弾いていた光田さんがジョアンヌと並んで弾くその姿はもうテンション最高潮でした!
ちなみに光田さんは、パーカッションやシンセサイザーもやられておりました!

って、あれ、結局全員紹介してる(笑)


最後、アンコールも終わって、出演者の皆さんがステージからはけて行き、僕自身、終わってしまったぁと感動とありがとうと色々落ち着いていた時、何やらテーブルが運ばれてきて、ん?何か始まるのかと思ったら、スポットライトに照らされて、一人残った光田さんが、何やら箱をテーブル置いた。それはSmall two of piecesのオルゴールだった。
鳴らして、その横で光田さんが深々と一礼をしたとき、僕の中でこれまでの20年であったり、彼のこの作品に対する思い、お客さんに対する思い、何か色々なものがその姿から自然と感じ取れました。
物を作り上げていく過程の中で、いろんな葛藤があって、苦労があって、でもその先にある自身の信じる作品、感動を求め続けていく光田さんは本当に心から尊敬する方です。
彼のおかげで、このゼノギアスという作品がなければ僕自身も今どうなっていたかって時折考えます。大げさなことでもないと思います。

スタッフの皆様、演奏者の皆様そして光田康典さん、素晴らしいコンサートをありがとうございました!
画像、プロキオンスタジオ公式から拝借致しました。セットリストと出演者。




2018年4月1日日曜日

4月1日Shanachie&Annikorコンサート@高円寺Grain

今日は北欧音楽(主にフィンランド、スウェーデンそしてノルウェー)のコンサートを観に行ってきました。
シャナヒーそしてアンニコルの二組によるコンサート
~Visor dansar som blomma-花のように歌は舞う~



いやぁ、もう、本当に拙い言葉でしか語れなくて申し訳ないのですが、感動に溢れたコンサートでした。今回とても楽しみにしていたので、前情報、動画などは観ずに参加しました。(あ、でもリハ?の映像は一つ観てしまったなw)
1曲目、アンニコルの4人の歌声とシャナヒーの奏でる楽器達、最初の一つの音から鳥肌が立って、それ以降終始変わらぬ気持のまま最後まで聴き続けていました。
しかも最前列の真ん中!(しか空いてなかったw)近すぎたのかもしれないけれど、ずっと聴き心地は良くて、多分相当集中して聴いていた、というよりは彼女達の奏でる北欧の物語の世界に自然と深く入り込んでいたのだとも思いますが、7人いても一人一人の音色がしっかり自身の身体に染みわたっていく感覚でした。
普段僕が聴いている、もしくは弾いている伝統音楽の世界の北欧の雰囲気とは全く違う伝統音楽の世界を感じました。ただ僕はノルウェーしか知らないので、スウェーデンやフィンランドの音楽に詳しい方々にとってはまた違った印象を持っているのかもしれませんね。
しかし、本当に美しかった。衣装もとても素敵でした!
幸せでした。皆様ありがとうございました!
ノルウェー現地の人たちにも聴いてもらいたいなあって思いました。
言葉だけでは伝えられない悔しさは毎度の事ですが、もし少しでも興味あれば、皆さんにも聴いてもらいたいユニットです。
過去のライブ映像ですが、載せてみようかと!でも是非生で聴いて欲しい♪
https://www.youtube.com/watch?v=5w3e012wGaw

そして、最近自身に対して思う事は、歌が好きなんだなぁって。
嫌いだったとかではもちろん全くなくて、ただノルウェーに居た頃も現地の伝統歌もたくさん聴いてはいたけれど、頻度はやはりハーディングフェーレが多かったせいもあるのか、そこまで集中して聴いては来なかった。昨年12月に聞いた北欧音楽のライブで、野間美紀さんが歌っていたのを聴いた時も、歌良いなぁって感動していた。人の声は楽器にはない美しさがありますね。北欧の歌はその良さを引き出す音楽なのかも。ちょっと今後は北欧の歌の世界もたくさん聴いて行こうかなと思いました。


2018年3月31日土曜日

3月と4月

3月も本日でおしまい。
3月はハーディングフェーレに関連したイベントにたくさんでて、演奏もして、色んな方々にお逢いして、色んな経験しました。
また、工房にお越し下さった方々にも改めてお礼を申し上げます。
4月は一転して、コンサート見に行く機会が多いといっても、2回しか今の所予定ないけれど、一つは北欧音楽、もう一つは久しぶりにゲーム音楽のコンサート大好きなゼノギアスの20周年記念の特別コンサート♪
後はソロで人前で演奏する機会も1回、ヴァイオリンに関する講義?みたいなことも1回やる予定など。

製作も着々と進んではいるけれど、果たして間に合うかは…
ここの所体調が優れずでしたが、良くなったので、昨晩から今回のロージングのデザインをお酒飲みつつ(ノルウェーのお酒Aquavit)のんびり考えてました。わりと結構進んだかと♪




2018年3月30日金曜日

音色の絵

作家の伊藤文子さんから、この絵を頂いた。
題名は「音色」

僕の演奏の音を聴いて、この絵が浮かんだそうです。
伊藤さん曰く
「原さんの音色は、プロの奏者が弾くような綺麗な一直線の音色とは違い、製作者という演奏が本業ではない人が弾くからか、色んな音が重なっていて、土着、現地ノルウェーを感じられて、この絵が浮かんだ」
そうです。同じ様な言葉を頂いたのは2人目で、共にノルウェーの事を知る人たちから。
それは僕にとってはとても嬉しい言葉です。
前にもこの話はブログでもしたけれど、ノルウェーで日常の中で毎日の様に聴いていた音が自然と染みついていたのかもしれません。特に意識して演奏しているわけではないです。
人それぞれ音の感じ方は違うと思いますが、自分の音がこうして絵として表現される事は新鮮で感動しました。
上手くなりたいとは思いつつも、この土台はしっかりと失わない様に練習していきたいですね。
※伊藤さんコメント内の「プロの奏者」という表現、ここでは他の楽器を普段メイン楽器として扱っている方々、例えばヴァイオリン奏者など…の事だと捉えました!現地のプロのハーディングフェーレ奏者とは異なります。念のため補足を!

2018年3月24日土曜日

目標

現在5本目のハーディングフェーレを製作中です。
自分は有言実行タイプではなく、どちらかと言えば黙って目標を達成させる無限実行タイプなのですが、現在の製作状況報告含め、今後の目標を簡単に言っておこうと思います。
最優先事項はこの5本目。

そして、もう一方で実験的に作っている楽器があるのですが、こちらは完成させてしまおうと思えば、そんなに時間掛からないのだけど、5本目の方が時間が掛かり、今後の進行が予測しづらい状況なので、同時進行と言えるほど、両方バランスよく進められていないです。
6月上旬には完成させておきたい最新作、無理して作る事はないのだけれど、出来れば完成させたい気持ちが強く、今も悩みながら製作してます^^;
とりあえず頑張って5本目の新作を期限までに作る事を目標に…