2020年6月26日金曜日

アイルランドの楽器バウロンに…

ちょっと珍しいご依頼を頂きました。
アイルランドの打楽器として有名なバウロン(Bodhran)の枠にロージングを描いてほしいとの事で、今回描かせて頂きました!
「お値段以上ワタシ」のお仕事はさせて頂いたと思っております(笑)
ご依頼主さんにも喜んでいただけて良かったです^^


このバウロン、僕の大好きなジョンジョンフェスティバルというバンドのバウロン奏者トシバウロンさんが使っているのと確か同じメーカーのバウロンだったと思います。
バウロンて、結構大きいイメージで音も結構荒い感じのイメージがありましたが、こちらのタイプのバウロンは、心地よく響く感じでトシさんの演奏聴いて大好きになったんですよね。欲しいなぁ…と思い続けてもう何年か…


2020年6月9日火曜日

バスバーと箱閉じ

Bass Barと箱閉じの動画公開してます!
https://www.keisukehara.com/video

今日はネックの動画の編集をしておりました。
動画を撮っていると撮影時間がかなり長くなっており、ファイル容量が凄い事になっています。というのも、動画の質を少しでも良いものにと思い、撮影はFHD60pで撮っています。ですので、早い動きもかなりスムーズに写っていると思います。その分容量取られますが。
そろそろ撮影用に買った258GB入るSDカードもいっぱいになってきました。使われないシーンがほとんどなので、もったいない気もしますが、整理しないとですね。。。
ネック製作動画も近々アップいたします。


2020年6月4日木曜日

骨届いた

コロナ渦の影響で海外からの荷物が届かないと以前嘆いていたのですが、フランスからの装飾用の骨の素材は届きました!ドイツからの木材は未だ発送されていない状況だけど、こちらは問題なく普通に届いた。ドイツの木材の業者さんに以前、一度現在の状況の確認で連絡取った際に、常に発送の事気にかけてくれてたみたいで、聞いたら、「2kg以上はまだ発送できないみたい。」と仰っていたので、これは2kgもないので、行けたのかな?と…いつまで制限続くんですかね。
ハーディングフェーレの装飾に使う素材は何年か前にクレモナのモンドムジカの際に出会った業者さんで、質も良かったので、こちらにしてます。本当はマザーオブパールもここのがとても美しくて使用したのですが…なんせ高い^^; マザーオブパールもたくさん使うので、そこでこの素材使ったら楽器の値段が結構上がってしまうので、今のでも特に不満はないので、骨だけ使用させて頂いてます。
最初の頃使っていた骨の素材はどうも密度がいまいちで、中がスカスカな感じがあって加工し辛かったんですよね。でもフランスのは時々そういうのもあるけれど基本問題なく、また厚みや形の種類も個人的に欲しいのを扱っているので、とても助かります。骨の装飾で一番大変なのは形成や厚みを減らす事。特に厚み出しは本当に時間取られるし疲れるしで...最初使ってた骨は厚みの種類が少なくて、当時はサンドペーパーでひたすら削ってました^^; 
今はそれがないので、本当に助かります。
今回はいつもより多めに注文。ちょこちょこ注文していては送料がもったいないので。多く注文したら、なんか余分にサービスしてくれました♪でも正直使わないのも頂いてしまって…これ使う機会あるかな?^^;ってなってます。
これ、海外の駒の業者もそうなんですよね。駒もたくさん注文したら余分にもらえる場合もあります。僕の場合、分数用の駒がたくさんとチェロ駒が少し入ってました。
当時は工房設立したばかりでお金もなかったので、これは嬉しかったな。たぶん注文の際に日本のヴァイオリン工房です!と伝えるために色々自身の説明したから、「Good Luck!」的な意味でくれたのかも?

速報!
今このブログ打ってたら、木材の発送のメールが届きました!
なにこのタイミング(笑)でも良かったぁ
ただどれくらいで届くのだろうか…楽しみです。

速報2!
一応木材業者さんにメール送ってみたら、基本的な配送サービスは戻ったらしいのだけど、送料が倍近く掛かるらしい。でもこれ以上待たせたくないという事で送って下さったみたい。「余分に掛かった送料はこちらで持つから大丈夫だよ!」と…優しすぎる(涙)
この状況下じゃ仕方ないし、こちらもまだ待てるし、大丈夫ですよ~とお伝えしていたのですけどね。
感謝のメールとまたオーダーしますと伝えておきました。

2020年6月2日火曜日

ハーディングフェーレNo.9

無事にオーナーさんにお渡し完了しましたので、新作ハーディングフェーレのご紹介です!




9本目となる今作のオーダーもペグ装飾、本体枠の装飾フルと指板とテールピース上下の骨を透かし彫りで行うオプション全乗せでした。(ラーメンのトッピングみたいに言う)
今回も大変でした^^;毎度ながら写真で見てると「これ本当に自分で全部作ったのか?」と疑うくらいです(いや、本当に全て自分一人で行ってます)

楽器に弦を張ったのは3月終わりごろでした。途中引っ越しもありましたので、工房の準備を済ませるや否や続けてこちらの製作を行っておりましたので、結構大変でした。
本当は、今回の製作終えたら、少しの間お暇させて頂こうかと思っていたのです。なんか個人的なそういうオフってずっとないなと思っていて...ですが、ご存知の通りコロナのおかげでお暇するにも家にしか入れない事態になってしまったので、お暇は中止。良いから黙って楽器作れって、誰かのお告げですかね。

もう少し世界が落ち着いたら、その時にまた...

というどこにぶつければ良いのか分からない愚痴はさておいて、こちらの所有者様情報と他の写真はホームページにて公開中です。是非ご覧ください。

ハーディングフェーレを直接見てみたい、音色聞いてみたい!や試奏してみたい!などお気軽にご連絡下さいね^^

https://www.keisukehara.com/gallery

2020年6月1日月曜日

工房再開しました!

皆様こんにちは
あっという間に6月となりましたね。今日の神奈川は雨で少し肌寒さも感じます。
お伝えしていたように、本日から工房は再開となります。
営業時間:10:00~20:00
お休み:不定休
訪問は定員2名までとさせて頂きます。入室の際のアルコール消毒にご協力ください。
訪問の際は予めご連絡下さいませ。

徐々にヴァイオリン族など楽器にとっては避けては通れぬ一番の大敵である高湿度気温の時期が近づいて参りました。嫌ですねぇ…
楽器のメンテナンスや修理、ちょっとしたご質問などありましたら、お気軽にご連絡下さいませ。
それではまたここから宜しくお願い致します^^