2017年12月10日日曜日

初めてOttarに頼んだこと

帰国して10日ほど経ち(あ、ただいまです!)色んな人たちと会って、金沢市にあるカフェ、キュリオのオープンマイク以外は表に出てないけれど、お店やまた人前でほぼ毎日の様にハーディングフェーレを弾いてきました。演奏と言うよりかは音を聴いてもらうちょっとした紹介みたいな感じなので大していう程の事でもないのかもですが、ただ僕が思っていた以上に日本の方々のこの楽器に対する興味や音に対する好印象の反応に結構驚いていて、そしてそれがとても嬉しかった。
「でしょう~?良い音なんすよこの楽器♪」って。楽器の説明しているだけでも楽しい。
そんな毎日も少しずつ落ち着いてはいるものの、もちろん今やる事は山積みで、毎日パソコンと睨めっこしたり、なんか必死に書いたり描いたり、とにかく動いています。色々落ち着いたら、改めて色々ご報告させて頂きます。

さて、今夜はちょっと新しい曲習いたいと思って久し振りに腰据えて耳コピの時間を設けてました。
今年の誕生日10月の下旬の頃、Ottarから「今年の誕生日は何か望みはある?」的な事を言われたので、いつもなら特に欲しい物はないし、お祝いの言葉頂けるだけでも十分嬉しいので何も言わないのですが、今年はピン!と来て思い切って
「曲!曲教えて欲しい!」
と頼みました。
意外かと思われるかもしれませんが、実はこうして直々に彼に頼むのって、2年住んでて初めてだったんですよね。何で今まで頼まなかったのかと言われれば、それはただ一つ、彼が多忙なのをよく知っていたから(笑)ただでさえ普段色んな事サポートや教えてもらっているのに、これ以上わがまま言えないです(笑)勿体ないと言われようが、僕にはそれは出来ませんでした。

とはいえ、実際仕事の合間とかに流れで彼が弾いててそれを撮ったり、たまにこちらに来た奏者が彼から習っているのをおこぼれで参加したり、自分が弾いてて指摘してもらったりとかはありました。ただプライベートな時間を使って直々に個人レッスンしてもらうのは初めてでした。
時折彼から「今度教えてあげるね」とは何度も言われていたのですが、彼も忙しい方ですから実現する事はなく、ノルウェー生活の終わりが近づいていた。
ノルウェー出る前に一度でいいから教わりたいなぁと思って勇気を出して頼んだらOK貰えてとっても嬉しかったなぁ。

そして緊張しながらある日の夜、少し時間を作ってくれて工房で個人レッスン。
ただ結局その時は1曲丸々教わる事なく途中で終わってしまい、その後も再度レッスンの時間取れずに終わってしまいました。そこからその曲は僕自身で最後まで学びました。その他にも教わりたい曲たくさんあったのだけど、レッスンする時間がないので、代わりに数曲だけ彼に演奏だけ頼んで録画させてもらいました。

今晩はその中から一曲。でもこれが長くて難しくて、でも出来たらめっちゃカッコいいので、これは時間掛かってでも頑張りたいですね。
Ottar元気かなぁ?

0 件のコメント:

コメントを投稿