今やっている事は楽器本体のニス塗りと指板、テールピース作り。
前回の初めまして投稿に載せた楽器の写真の通りヴァイオリンとは違い装飾がたくさん付いています。その辺の詳しい基本のお話はまた後程にして。
要するにこの部分(これは1艇目のハーディングフェーレ)
細かい象嵌細工を埋める作業と言うのは、これがまぁ、何とも体力と精神を削られる作業です。
もちろんそれは美しい形を作ろうとしている拘りから生み出されるものですが、くり抜いた部分と埋める象嵌が少しゆるゆるならもうアウト、作り直しです。なるべくピッタリ、同じ形の物が並ぶので、1セクション内の大きさがそれぞれバラバラだとバランスよくないので、その辺の注意も必要です。
ニスは過去2本はオイルニス、今回はアルコールを使用しています。相変わらずアルコールニスは難しいです…
ちなみにこの写真の時間は先日の夜中0時。ノルウェーは今夜中でも真っ暗にはなりません。自然と空のコントラストがとても美しいです。
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