2018年1月11日木曜日

大阪へ~ハーディングフェーレ研究とコンサート~

先週末…
の前に、2018年初投稿でしたね。
新年あけましておめでとうございます。本年もゆるりとブログ更新して行きますので、どうぞ皆さまよろしくお願いします!

さて、改めて…
先週末は大阪に行ってきました。
目的はノルウェー在住のハーディングフェーレ奏者、樫原聡子さんのコンサートを観に…ただいま一時帰国中で今回は一度しかないコンサートという事で行ってきました。

樫原さんは以前もブログの中でご紹介させて頂きましたが、ノルウェーで長年伝統音楽を学んでいる方で昨年伝統音楽のMaster Degree(修士)を取得された方です。ここ近年は私も住んでいたテレマルクの音楽を重点的に学んでいるそうです。
日本で中々ハーディングフェーレのソロ(伝統音楽)をここまでじっくり聴ける事もまだ珍しいと思います。しかも今回はテレマルクも多く演奏されていて、この地域の音楽がこんなにたくさん日本で聴けるとは♪
流石と言うべき、演奏の質と各曲や奏者の解説、その季節に合った楽曲選びなど、私自身とっても勉強させて頂きました!まさかKnut Dahleの名前を聴く事が日本であろうとは(笑)
いつかは関東でも!と願っています。
今回はニッケルハルパ奏者の本田倫子さんとのデュオもあり、昔から北欧音楽を知っている方々はFissの音楽も知っていて、絶賛されていたので、今回初めて聞く事が出来てとても良かったです。生音だったので、音量のバランスはやはりニッケルハルパが…と言うのはありましたが、それでもお2人の演奏、演出は日本では普段見られない素晴らしいものでした。

そして、今回の大阪滞在ではノルウェーでもお世話になった野間さんご夫妻に大変お世話になりました!
コンサートの日の前日に大阪入りして、その日はゆっくり一日ご自宅でお世話になりました。午前中はレッスンがあるとの事で、のんびりしてたのですが、その生徒さんがなんとSpruket Krusのメンバー三浦郁美さんでした!お互い知ってはいましたが、思わぬ形での初めましてにびっくり。ハーディングフェーレも弾いてもらいました♪

午後からは友貴さんと腰据えてハーディングフェーレの話。
彼所有のKleven fiddleは元々私がノルウェーに居た頃Ottarの工房にあった楽器で私も好きな楽器。その楽器とSalveさんの楽器ハーディングダモーレ、私の新作ハーディングフェーレ、またフィドルやヴィオラなど色々交えて、また、お互い持っている弓を使用して試奏、今回は彼所有のバロック弓を新作のハーディングフェーレに使わせてもらいましたが、これが個人的には完璧の相性で、ずっと「これいいなぁ、ほしいなぁ」って言ってました。音が強くなりすぎず柔らかすぎず、豊かな音を出してくれる弓でした。

弦の話もたくさんしました。
私からするとこの辺は、奏者の方が私の知らない範囲の意見を持っている事もあり、彼の経験から来る貴重な意見を頂き「ふむふむ…( ..)φ」と勉強しながら、そこから生まれる次なるアイデアを得たり、音楽の話もたくさん、一緒に演奏させて頂いたり、のんびりしながらもとにかくずっと話してました。
そうこうしていると美紀さんも帰宅されて、一緒にご飯食べながらひたすらトーク。
こうしているとノルウェーにいた時の感覚が自然と蘇ります。
彼らとは逢う度に夜遅くまでずっと話していて、今回も2日間とにかく喋ってました笑
何故かトークが尽きないんですよね~不思議…
とても濃い2日間でした♪




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