2018年1月22日月曜日

現代ハーディングフェーレ職人として

今日はこちら横浜でも大雪今もなお降っているようです。
ノルウェーであれだけ見てきたから、別に…ってことなく、普段ここでは見れない雪景色も良いものです。

先日、ノルウェーの無形文化遺産を掲載しているウェブサイト
Immateriell Kulturarv(無形文化遺産 https://www.immateriellkulturarv.no/)
内に掲載されたDen Norske Hardingfelemakar tradisjonenに現代の職人の一人として私も名前が載りました!
https://www.immateriellkulturarv.no/bidrag/den-norske-hardingfelemakartradisjonen-the-norwegian-hardanger-fiddle-making-tradition/

現地の方々に認めて頂けたと素直に喜んでおります。
ノルウェー現地でも10人にも満たないプロの職人(つまりフルタイムで働いている人たち)皆が皆、製作家としてやっているわけではないので、載っていない職人さんの名前もありますが、現代を代表する方々と並んで、こうして自身も載った事はとても光栄な事。
「歴史に名を刻んだね」
と言われて、自分が?歴史に?名を?刻む??とピンと来ないのですが、歴史に名を刻んでも刻まなくても、姿勢は特に変わるものではないかな?っと。
ただ自分に出来る最高の作品を作って、楽器を直して、その中で研究もしながら色々学んでいく。それがずっと続いていくんだと思います。

ヴァイオリン製作学校の頃から数えると既に11年目になるのですが、過去一度もこの仕事を辞めたいと思ったこともなかったし、大変な事はたくさんありましたが(今も大変だけど 笑)、それが辞めたい事に繋がらなず、こうしてやってこれた事は幸せな事かもしれません。
最近、工房もまとまりつつあり、既にヴァイオリン、ハーディングフェーレ、弓もメンテナンスや修理のお仕事も頂いていて、製作もようやく進められそうです♪
昔は仕事場の環境上出来なかったお客さんとの直接の対話も個人工房となると当たり前なので、その都度色々楽器の説明出来るのは楽しいですね。
これからコツコツ頑張って行きます🎻




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