2019年3月26日火曜日

45分間の出逢い

もうすでに1か月が経ってしまいました。ちょっと長くなります。
先月の下旬、都内某小学校に行ってきました。
目的は、その小学校の1、2、6年生を対象とした音楽の授業で講師として…
きっかけは、同じくノルウェーに在住していたピアニストの安保美希さんのご紹介でした。安保さんにつきましては、HPをご覧ください。
https://www.mikiambo.com/
その音楽室にあったハーディングフェーレのイラストが描かれたカレンダーが飾られてある事から、今回の授業を一緒に!と提案してくださいました。

自身の仕事やノルウェーの事、楽器の事をお話する授業。
とはいえ、今まで行ってきたハーディングフェーレのイベントとは多少異なるシチュエーション。こういったご依頼は初めてでしたので、一体何をお話すればいいのやら、しかも対象年齢も最年少で1年生、時間も45分の中で、安保さんと時間を割り振ってのお話なので、正味20分しか個人の持ち時間がないので、どう説明、またこの年代の子供たちは何に興味持って、楽しく聞いてもらえるのだろう?と考えました。きっと普段通りの淡々としたお話では、特に低学年は退屈してしまうと思ったので、色々配慮して構成しました。
6年生には進路のお話をということで、自身の小学生時のお話やこの道に至った経緯などを話を。
同じ音楽の世界にいながら、まったく違う仕事をする我々、またその歩んできた背景も異なります。
安保さんは幼少期からピアノを弾き続けて、それが現在も続いている。
方や僕は、子供の頃は職人の道を決めた高校まではただぼぉ~と生きてきた取柄もない人間で、その環境から楽器作りに進んだので、それぞれの異なった道のりで辿り着いた「今」を聞くことは、彼らにとっても興味ある話ではないかと思いました。
また演奏では新しい試みもありました。
安保さんのご提案で、ノルウェー伝統音楽をピアノアレンジした作曲家グリーグの曲とそのハーディングフェーレの原曲の弾き比べをしました。
先にハーディングフェーレで弾いて、そのあとピアノで同じ曲を弾く。結構違いがあるので、この比較は面白いと思いました。今回はHaugelått,Hallingという曲をやりました。

さて実際の授業の様子は
出前…(反射的に一丁的なラーメン的な何かが頭をよぎる)
色々ネタは用意したものの、興味持ってもらえるのか不安でしたが…1,2年生のエネルギーが凄まじかったです
自己紹介で「僕はこのバイオリンを作ってます」
子供たち「うおお、すげええ!」く、食いついた!笑
そこでちょっと問題を出してみた。
「バイオリンの他にこれに似た楽器をもう一つ作っています。ヒントはこの教室内にあります。」
子供たち「ギター!木琴!…」いや、バイオリンに似ているよ?^^;ってちょっと難しかったようでした。ハーディングフェーレを見せると、初めて見る楽器に、こちらも皆興味津々の様子でした。
 
 そして実際に使っている道具や木材などを持っていき、実際に子供たちに体験してもらったりもしました。
カンナを使って一緒に削りました♪
            
          

実際にバイオリンとハーディングフェーレを間近で見せたり、弾いたりして、その違いを彼らに問いかけました。そうすると物凄いエネルギーの子供たち「はい!!はい!!!!!」と皆手を挙げてくれて、彼らなりに気づいた点をたくさん応えてくれました。この時、自身の同学年時を思い返し「自分って当時こんなに色んな事にはっきり意見言えたかなぁ?^^;」と驚きました。
安保さんのノルウェーのお話やその国と曲との関連性のお話、ピアノの曲もみんな目を閉じて静かに聞き入ってました。
最後は僕と安保さんで一緒にピアノとフィドルでノルウェーのワルツ曲を合奏。

授業の終わりに、子供たちから歌のプレゼントが!
これはグッときましたね。ありがとうの花という曲のでした。この純粋で元気溢れる声は今も心に残ってます。みんなありがとう~♪
そして、学校の先生方、安保さん、素敵な時間を与えてくださり本当にありがとうございました!
先日、安保さんが工房に来てくださって、1,2年生の198枚の感想文を受け取りました。
毎日1枚1枚丁寧に読んでました。
素敵な感想とイラストの数々。。。


たくさん感想書いてくれてて、もう胸がいっぱいで…しかもこんなことまで言ってくれた生徒さんも…こんな日が来るとは…
たった45分の出逢いでした。
人生の長い時間からするとほんのほんの僅かな時間。でもその一瞬で大きく何かが変わることも…
この一瞬が彼らにとって何か小さなきっかけになれたのなら、それはとても嬉しい事です。この道に進んでよかったと改めて思った大切な一日でした。

2019年3月22日金曜日

偶然か必然か?セントパトリックスデイin横浜

先週の16日、横浜の元町でアイルランドのお祭りセントパトリックス・デイが行われました。日本では各地で同様のお祭りが行われました。今週末は福井県であるのかな?
ノルウェーから戻ってきてから、過去2回はタイミングが合わず、参加できませんでしたが、今年は行くことができました!
しかも自宅から近いので、仕事の合間にお昼オープニングセレモニーを見て、家に帰って、仕事して、また夜パブライブを見に元町へ。
オープニングでは、アイリッシュバンドのO'jizo, na ba na, KOUCYA,Sonoraの皆さんとダンサーさんたちが盛り上げてくれました。
残念ながら、パレードは見る時間ありませんでしたが、横浜でみなさんのパフォーマンス見れて良かったです。
 準備中
 KOUCYA
 na ba na
 sonora
夜はパブでsonoraのライブでした。
バンドは知っていたのですが、聴いたことがなかったです。
とっても良かった!
実はここで、驚きの出会いが…
お店に着いた時、お客さんたちでとても混んでいました。立ち見しか出来なくて、外人さんがとても多く、とりあえずビール注文して、ビール置く場所を求めフラフラと。
かろうじて見つけたテーブルの僅かなスペースにビールを置いて、横にいた大柄外人さんと乾杯とちょっとしたお話
僕「今日は昼間もパレードとか観に行きました?僕は少しだけ見て、近くに住んでいて、一度工房に戻って仕事してまた来ました。」
外人さん「昼間見ましたよ!工房って何しているの?」
僕「ヴァイオリンとか作ってます。後、ノルウェーの楽器…なのですが、作ってます」
外人さん「え!?私ノルウェー人です!」
僕「ええ!!?(*_*)えと、ハーディングフェーレなんですけど…」(ノルウェー人でも知らない人はにいる)
外人さん「もちろん知ってますよ!親戚はハルダンゲル出身です」
…誰も知り合いいない中、ただビール置く場所を求めていただけの偶然隣にいた人が、まさかのノルウェー人(笑)
更に!奥さまはイギリス人とのことで、
僕「僕、イギリスのNewarkでヴァイオリン学んでました!」
奥さん「あら、私Newark近くの出身です!」
なにこのピンポイントすぎる出会い(笑)

最後はダンサーのお二人に連れられて、その場にいたお客さんたちとみんな一緒になって、sonora+奥貫史子さん(フィドル)の演奏とお供に踊りました!
sonoraのアニーさんがライブ終わりに声かけてくれて、メンバーの皆さんと少しお話出来ました♪素敵な一日となりました~
皆様ありがとうございました!

2019年3月11日月曜日

静かに読める

ハーディングフェーレ、No.7製作中。
No.6に関しては2月末で既に完成しており、撮影も終えていますが、掲載は来月に。
日々、弾きながら色々確認しております♪


先日、勧められてお借りしたIPPOという若き靴職人の漫画。
こういう職人漫画はとても興味深くて好きです。まだ読み始めたばかりですが、面白いです。そして、この本を読んでいる間、空気といいますか、雰囲気が静かになります。多分お話の内容も関係していると思うけれど、他の漫画と根本的に何か違うなと思って、気づいたのは、背景がほぼ白で、たまに工房の背景が映るくらい。きっとこの靴工房自体がシンプルなデザインなのかなと想像したり…だからか、登場人物の会話だけが静かにスッと入る感覚で読むことが出来ます。5巻完結の物語だそうですが、続き買って読みたくなりました。

2019年3月4日月曜日

Gammal Gran &まつぼっくりライブin富山

2019年、早くも3月になりましたね。
本日は僕が参加している富山のバンドまつぼっくりのライブ情報のお知らせです!
去年の富山でのセントパトリックデイでの演奏から1年、再びライブを行うことになりました。
しかも今回は今月1stアルバムをリリースする京都のGammal Gran(ガンマルグラン)のリリースツアーin富山でご一緒することになりました!
まずは彼らのアルバムのPVをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=F4UsZjv8GM4

ガンマルグランといえば、去年の3月に僕が大阪でハーディングフェーレのイベントを行った時に京都で野間さんとデュオで少し演奏させていただいた場がガンマルグランとぶっちとわだこのライブでした。
その時にガンマルグランを初めて聞かせていただきましたが、とても素晴らしくて、野間さんの弾くハーディングフェーレやハーディングダモーレの共鳴弦のある楽器を軸にオルガンの鈴木潤さんとコントラバスの岡田康孝さんの絶妙なバランスでノルウェーやスウェーデン音楽を奏でておりました。現地でも見られない組み合わせだと思います。
先日、今回リリースされるアルバムを視聴させて頂きましたが、とっても良かったです。
僕もいつかこういう風に伝統音楽を軸に色々出来たらと思っていますが、これがとても難しいのです^^; それをここまで形に出来るのは伝統音楽の知識をしっかり学んでいないとできないことかな、と。

対する我らまつぼっくり
前回はカバーもありでしたが、今回のまつぼっくりは全曲オリジナルで、前回と被る曲が基本1曲もなくすべて新曲です。嬉しいことに僕の曲もあります。。。
歌、フィドル、ハーディングフェーレ、ギター、パーカッション、ピアニカ、マンドリンにブズーキなど、多様に楽器を使用します♪ジャンルも決まったものはなく、僕らの好きな音を形にしています。色んな音をお楽しみください!

両バンドともハーディングフェーレがあるというのは日本ではなかなかに珍しい組み合わせだと思います。(そもそもハーディングフェーレ自体あまり見ないですからねw)

ライブ情報
3月31日(日)
富山県立山町四谷尾691-1 木の家(株)前川建築敷地内 埜の家(ののいえ)
開場:14:00
開演:14:30
前売り¥2,500
当日¥3,000
高校生以下無料
飲食は持ち込みできますが、サービスでおいしいコーヒーが飲めます♪
その他情報は下記フライヤー参照くださいませ。
予約は僕に( fiddle@keisukehara.com )ご連絡頂いても構いません!
ご質問もあればどうぞ!


注)こちらには富山滑川とありますが、立山町に変更になりました。
注)こちらも同様、会場は立山町ですので、お間違えなく!

 会場の埜の家の施設も行ってきました!とっても素敵な雰囲気でみんなして、ここに住みたいね♪とテンション上がるくらいでした^^





2019年2月25日月曜日

この瞬間…

毎度ながら、この最初の弦張るこの瞬間は好きだけれど、完成間近とあって、とてもドキドキします…
明日は早朝出発で東京へ!
初めての事なので、少々緊張してます^^;

2019年2月20日水曜日

フィドルとハーディングフェーレのセットアップの違いについて

はい、先ほどのブログからです。
普段ハーディングフェーレを弾く時の調弦は曲によるけれど、一般的に多いのが太い弦の方からBEBF#
それでいて、フィドル(ヴァイオリン)と大きく異なる駒と指板のアーチの形(重音を多用するためフィドルより平ら)や弦長の長さ(フィドルより短いため指を置く間隔も短い)なので、ハーディングフェーレの運指(指二本同時に押さえたり)をそのままフィドルで弾くことはかなりというか、少なくとも僕には難しい(笑)
ですので、ハーディングフェーレの曲、弾き方を全く同じようにフィドル用として教えることは曲によると思うけれど、今のところ無理だな。。。と思ってます。調弦はフィドルと同じG(今回はA)DAEに合わせたとしても、どの道、運指には工夫が必要となります。お手本として弾く際には、例えばあまり重音を弾かずメインのメロディーラインだけぬいて弾いたり、小指で弾くところを開放弦にしたりですね。その辺は同じにならないのは仕方ないと思います。

時折「フィドルのセットアップをその場でその時だけ簡単にハーディングフェーレみたいに出来ないの?」とは聞かれますが、先に言ったように、まず指板をなだらかに削り、駒のアーチを平らに削り…とても5分10分で出来るものではなく、更に一度削れば当然またもとに戻すことは出来ません。。。あらかじめ、駒だけそれ用に作ってその時だけ交換して使う。なら何とか…。それかそれ用のフィドルを用意するか…
色々言ったけれど、そんな中でも出来る限り弾けるように工夫して皆さんと演奏する事は楽しいものです。
似た楽器とはいえ、これだけ違うと同様に演奏は大変ですね笑
ハーディングフェーレの駒、お持ちのフィドルの駒と比べてもらうと一目瞭然かと思います。
このアーチに合わせて、指板もアーチはなだらかにすることが望ましいです。

一応注意書きとしては、あくまで僕が教えられるのは住んでいたTelemarkの地域のハーディングフェーレの伝統音楽で、それをそのままフィドルで弾くと少し難しいというだけであって、元からフィドル曲であるノルウェー伝統音楽もたくさんあるので、そういった曲は通常のフィドルセットアップでももちろん可能です。是非皆さんSpotifyなど音楽配信で探してみてはいかがでしょうか?^^

ハーディングフェーレのイベントと楽器調整会 in 大阪2019

2月17日のハーディングフェーレのイベントin大阪と16日~18日までの楽器調整会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました♪
去年に続き2回目となった今回はノルウェーの曲を皆さんと演奏もしました。調弦を今回はフィドルに合わせてADAEにしました。当たり前のように、GをAにあげてくださいーといったけれど、それに戸惑った方もいらっしゃったみたいで、すいませんでした^^;
と、ここからつらつら調弦のことや楽器のセットアップについて書いていたのだけれど、長くなりすぎたので、次のブログで説明いたします♪
今回はウェディングマーチのFiskestigenBruremarsj(フィスケスティーゲン・ブルーレマルシュ)をメインに弾いて、余った時間にHåpparen(ホッパーレン)を演奏しました。
来場してくださったハーディングフェーレ奏者の樫原聡子さん曰く、Fiskestigenとは人の名前だそうです。
イベント前に「今日この曲やろうと思っているんです!」と言ったら、「私が最初に習った曲です!」と仰っていたので、まさにちょうどいいと思っていたのですが…いざ弾いてみると、「違う曲でした。。。」^^; どうやら同名曲で別にあるみたいです。

第2部のお話会では、前回のおさらい、とはいえ、いらしてくださった方々のほとんどは初めての方々でした。また去年の大会Landskappleikenの話や合間に私自身や野間友貴さんの演奏なども交えて、19時終了の予定が、質問などで結局1時間もオーバーしてしまいましたが、誰一人帰る事なく、皆さん興味深く色々聞いて下さって、こちらもとても嬉しかったです。演奏とサポートして下さった野間友貴さん、そして、現地の事を話して下さった樫原聡子さん、イベントのお手伝いして下さった野間美紀ちゃん、暖かく迎えてくださったタイムブルーのスタッフの方々、ありがとうございました(^^)
そして、フィドルの調整会は、大阪着いて早々に始まり、19日の出発ぎりぎりまで行っていた程、予想以上の調整や修理で18日は朝9時から夜中2時半まで、食事以外はほぼ作業していた程でした(笑)でも出来る範囲で無事に終えて、とりあえずホッとして、無事横浜に戻りました。
バタバタしてましたが、新しく生まれた命との出会いと皆さんに会えて楽しい時間でした。
それではまた次回会える機会を楽しみにしております〜
 とても3泊4日とは思えない荷物量7割以上工具類で埋まりました笑


 行きの飛行機から、お天気よくて綺麗な景色♪
 万博記念公園駅、昔大阪に住んでいた時の最寄り駅。

 荒れる荒れる作業台…
頼まれた551の豚まん買って…

2019年2月14日木曜日

自然と…

ハーディングフェーレの指板とテールピースの装飾製作には欠かせない機械たち。
これらがないと、正直この二つの製作はかなり厳しいです。。。
ノルウェーでは機械も製作用に特別なセッティング等、全て揃っていて、何不自由なく行えていた。
けれど、日本では現地で使っていた機械がそのまま売っているわけではないため、自身で何が使えるか探していった結果…自然とプロクソンばかり集まりました笑

機械買えば、それで終わりというわけではなく、ここから自身で色々手を加えて、指板などの製作用にセッティングしました。セッティングには結構苦労しました。
試行錯誤して、試してを繰り返して、何とか落ち着きました^^;
前作の時は、あらかじめデザインを機械で彫る作業と貝殻のピースのカットはノルウェーで済ませていました。
なので、ここが日本で製作するうえで、セッティングに時間かかる最後のポイントでした。


さて、明後日から大阪です!
17日はハーディングフェーレのイベントin 大阪第二弾!今回は皆さんと一緒に弾くワークショップなども行います。
その他滞在中は出張楽器調整会もあるので、道具もしっかり持って向かいます。
楽しみです♪
https://www.facebook.com/yuki.noma.399/posts/1161540084022308

2019年1月20日日曜日

Rosing for 6th Hardingfele

ロージング(描き)を終えました~💦
今回はオーダーのため、自身の製作してきた中のモダンタイプとしては初めての枠にマザーオブパールを使用しないシンプルなタイプの楽器となります。





2019年1月11日金曜日

はぁ~いフジタで~す!

本日はFMヨコハマLovely Day hana金の街角リポートに出演致しました。
お聴きくださった皆様、誠にありがとうございました~!

正直、昨日の放送で「明日は本牧エリア、ノルウェー伝統楽器の工房に伺います」の言葉を聞くまで、本当にいらっしゃるのだろうか?と半信半疑でした笑
最初にお話を頂いて以降、特に打ち合わせもなくで、放送30分ほど前にリポーターの藤田優一さんがいらっしゃって、そこから打ち合わせ開始、構成を確認…ラジオってこういう感じなんだなぁと、思ったけれど、よく思い返せば、ノルウェーの生放送のラジオはもっと…笑 あの時はお師匠との共演で、うちらのお話をするだけと思いきや、ラストに急にリポーターさんが、「じゃあエンディングにケイスケ何か弾いてください!」とかいう無茶ぶりで放送中に楽器準備にがしゃがしゃ工房走り回る私の様子が放送されて、いきなり演奏した事を思い出せば…笑

とりあえず1曲伝統音楽弾く準備はしていたのですが、打ち合わせで、オープニングに数秒音出し、ヴァイオリンとの音比べが要望でしたので、ちょっと合わないなぁと思い、藤田さんと相談して、急遽その場で曲変更して、演奏少しさせて頂きました。
オープニング演奏終えて、お決まりの「はぁ~いフジタで~す!」とともに始まりました。おぉ…生で聞いてしまいました…パーソナリティのhanaさんのお声は微かに聞こえる程度でしたが、藤田さんと楽しくお話させていただきました~
10時台と11時台に10分ずつ程。11時までの間、藤田さんと後半の打ち合わせで、せっかくなので、藤田さんにもハーディングフェーレを弾いてもらいたいと思っていたら、まさかの11時オープニングは藤田さんの演奏からスタート♪
ユーモア溢れる藤田さんとハーディングフェーレの事だけではなく、しっかりとヴァイオリンの方の活動に関しても聞いてくださったのも嬉しかったです。
いつかは本当にスタジオに?笑
放送終えて、ホッと一安心。最後に一緒に写真撮ってくださいました。
改めて、まさか自分がこのコーナーに出ることになるとはなぁ…人生何が起こるか分かりませんね^^;

藤田さんのサイン入りステッカーと♪
藤田優一さん、hanaさん、Lovely Dayのスタッフの皆様、耳を傾けてくださった皆様、ありがとうございました。
藤田さんのリポートはブログで↓
http://blog.fmyokohama.jp/machikado/
聞き逃した方は、ラジコのタイムフリー機能で1週間?以内であれば聞くことが出来ます。
1月11日Lovely Dayです。
http://radiko.jp/#!/timetable/YFM/live

明日は出張ヴァイオリン修理で東京へ…


2019年1月10日木曜日

1月11日(金)FMヨコハマ Lovely Day出演

あけましておめでとうございます!
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さてさて、ラジオ出演のお知らせです!
なんとFMヨコハマで月曜日から金曜日の朝に放送しているLovely Dayの中の藤田優一さんの街角リポートに明日1月11日出演致します!
何ともビックリな出来事ですが、藤田さんが工房にいらして下さるのとお会いできるのがとても楽しみです♪
出演時間は10時と11時の回にそれぞれ出まして、ハーディングフェーレのお話などさせて頂きます。
聞ける方は是非♪

https://www.fmyokohama.co.jp/pc/program/LovelyDay-hanakin

2018年12月31日月曜日

Godt Nytt År

大晦日
あっという間に一年が過ぎました。
去年の今頃は、ノルウェーから帰国して1か月程。
まだ工房設立のために色々準備していた時期だと思います。
今年の始めは18世紀スタイルの4本目の楽器を製作していて、その後ノルウェーでの製作コンペのために日本で初めて一から作った5本目製作、その間ハーディングフェーレのイベントも行ってきました。
楽器完成後、間もなくノルウェーに向かい、伝統音楽の大会Landskappleikenももちろんその他フェスにも参加したり、帰国後は工房内の事を色々やりつつ、作家さんとのコラボや6本目の製作も始めて、その間にしばらく放置していたヴァイオリンを共鳴弦付きのフィドルにRebuildさせた楽器も完成。
有難いことに日本経済新聞と朝日新聞にも取り上げて頂けて、とても嬉しいお話の数々でした。来年も年始からびっくりすることもあって、ドキドキしてます。1月2月3月とそれぞれ楽しみな事がすでに決まっているので、楽しみです。
今年、色んな方から共通して言われ続けた事があって、それに応えられる様に日々精進していくことを来年の目標に決めました。
オーダー頂いた楽器製作も奏者のサポートもメインに引き続き頑張っていきます。
今月は頭にAltanのコンサート見に行きました。フィドラーのマレイドさんともお話出来て僕の作ったハーディングフェーレも弾いてもらえてうれしかったです。
「ありがとう!これもらっていくわね♪」と嬉しい冗談も言われました笑
工房の近況
製作中のNo.6




その他
近場の山手西洋館で行われていたフィンランドのクリスマスの様子が展示されていたので見に行ったり、その周りで行われていたキャンドルナイトや赤レンガのクリスマスツリーなど










最後に、今年お世話になった皆様、工房に足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。少しでも皆様のお力になれたのであれば幸いです。
また色んな方々が、ハーディングフェーレを広めたいと仰ってくださっていて、そのお気持ちがとても嬉しかったです。ありがとうございました。
本日は工房の大掃除と道具のお手入れ、楽器も少し弾いて、工房に感謝の一礼。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは良いお年を(Godt Nytt År!)
原圭佑